ターゲットリシーケンスの手法はいくつかありますが、10kb程度の領域の解析には Long Range PCR + Nextera法が効果的です。この手法では、まずターゲット領域を Long Range PCR で増幅し、次にそのPCR産物をイルミナ Nextera キットを使って次世代シーケンサー用のライブラリーを作製します。反復領域が多くカバレッジがとりにくい配列のリシーケンスにも適しています。
この手法の応用として、イルミナではヒトミトコンドリアゲノム(16.5Kb)およびミトコンドリアのD-Loop領域をターゲットにしたプロトコールを提供しています。本ウェビナーでは、このプロトコールの概要、注意点をご紹介します。