Illumina

このたびBaseSpace Sequence Hub 6.0がリリースされました。このリリースにより様々な機能が追加され、さらにインターフェイスも改善し、より操作しやすくなっています。このリリースに追加される主な機能と、使用上の注意点についてご案内いたします。

新機能1)注意が必要なランの結果や解析の結果についてアラートが表示されるようになりました
 

BaseSpaceに接続して実施したランや、BaseSpaceで実施した解析が何らかの原因で正常終了しなかった場合に、Home画面にアラートが表示されるようになりました。
これにより問題が起こった場合に速やかに対応を開始することができます。


 
新機能2)BaseSpaceに接続して実施したランの収量や、%Q30などのメトリクスを時系列にグラフ化し表示することができるようになりました。
 

時系列ごとの各メトリックスの変動について、視覚的に確認することが可能になります。またプラットフォームの種類ごと、また装置ごとにフィルターをかけて表示することも可能です。


新機能3)BaseSpaceからのランのセットアップ機能が付加されました。BaseSpace上で、シーケンスのランの条件およびラン後のBaseSpaceの解析条件を指定することが可能になります。

BaseSpaceで設定したランを、装置でランを実施する際に選択いただくことで、ランの開始からBaseSpaceでの解析まで実施されます。現在この機能はNextSeq2000のみで使用可能ですが、今後その他のプラットフォームでも使用可能になる予定です。

その他のBaseSpace Sequence Hub 6.0の機能に関してしては、下記をご参照ください。

 
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