Local Run Manager (LRM) は弊社のベンチトップシーケンサー (iSeq™ 100, MiniSeq™, MiSeq™, NextSeq™ 500/550) にインストールされているソフトウェアとなります。ラン条件やサンプル情報などを入力してランを作成したり、対応するモジュールでFASTQファイルを作成するなどの二次解析を実施したりすることができます。
このLRMを用いてシーケンスランを実施した際、インデックス情報を誤って入力したままランを開始してしまい、インデックス情報を修正したい、と思ったことや、シーケンスラン実施時の解析に加えて、異なる解析も実施したいと思ったことはありませんか?
LRMでは、このような、シーケンスラン時の設定とは異なる条件での再解析(Requeue)を実行可能です。
このページでは、LRMで解析完了したランに関して、
について説明します。
まず、①について以下に示します。こちらはインデックスの選択ミスを修正する手順としてもご利用いただけます。
※このタイミングで「Requeue」を選択すると、同じ条件のまま再度解析を実行します。用途に応じてご利用ください。
※新たに「Alignment_2」フォルダが作成され、「Alignment_1」フォルダはそのまま残る(上書きされない)仕様となっております。
次に、②ランデータをインポートし同じあるいは異なるLRMのモジュールで再度解析をかける方法、についてご案内します。
※お使いの装置でご利用可能なLRMのモジュールに関しては「Local Run Manager Module Selector」をご参照下さい。
※フォルダパス内に全角文字があるとエラーが出ますのでご注意ください。