Illumina

illumina Proactiveは、装置をインターネットに接続いただいているお客様にご利用いただけるサービスで、ラン毎に装置のパフォーマンスに関するデータが、クラウド上に自動アップロードされることで、弊社からの迅速なトラブル対応を可能とするサービスです(クラウドに送信されるデータにfastq fileなどのシーケンスデータ(配列情報)などは含まれません)。

<illumina Proactiveが実現するサービス>
  1. ランのトラブルシューティングの迅速化
  2. クラウド上に装置のパフォーマンスデータが自動アップロードされることにより、ランのトラブルが発生した際に、お客様にデータを送信いただくことなく、弊社サポートチームが迅速に問題の診断を開始します。

     
  3. 装置の故障リスク検出によるプロアクティブな予防的修理の実施
  4. llumina Proactiveが装置の様々な故障リスクを自動検出しますので、弊社のサポートチームは、予防的な修理をプロアクティブにご提案できます。検出可能な故障リスクは装置によって異なります。

アップロードされるデータの一覧


 
<Illumina Proactiveのセキュリティーに関して>
  • インバウンド(内向き)ポートは使用していません。
  • イルミナのシーケンサーは、インバウンドポートを必要としません。イルミナでは、シーケンサーへのインターネットからのインバウンドの通信をファイアウォールでブロックする設定を推奨しています。

     
  • Illumina Proactiveのデータ送信にはTCP Port 443, 80, 8080を使用します。
  • 一般的なPCのブラウザでウェブサイトを閲覧するのと同様です。

     
  • 全ての通信にはTLS(Transport Layer Security)プロトコルが使われており、データは暗号化されています。
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  • NovaSeq, iSeqではSRP(Software Restriction Policy)が実装されており、万が一マルウェアが侵入してもユーザが許可するまで起動されることはありません

各装置のillumina Proactiveへの接続方法などに関する詳細情報はTechnoteおよびテクニカルサポートウェビナーをご参照ください。

Illumina Proactive Technote ≫

テクニカルサポートウェビナー:
トラブル発生時のデータ送信はもう不要!~テレワークにも対応したイルミナリモートサービス ≫

ライブラリー調製キットをご使用いただき、予想している結果とはならなかったなど何かトラブルや気にかかることなどございましたら、テクニカルサポートまでお気軽にご相談ください。
テクニカルサポート部
E-Mail お問い合わせ | TEL 0800-111-5011 (9:00-17:00)