Illumina

ゲノム選抜-タイにおける家畜育種の将来

Sayan Buaban博士は、タイの農業協同組合省畜産振興局(DLD)で、研究および動物の遺伝評価部門を率いています。このインタビューでは、Sayan博士が、牛の育種において選抜メリットの精度を高めたうえで世代間隔も短縮できるゲノム選抜の利点を紹介します。Sayan博士が取り組んでいる牛のジェノタイピングの研究、タイの畜産農家にもたらされる影響、さらにイルミナのiScanシステムとIllumina BovineSNP50 v3 BeadChip Microarrayによるゲノム選抜法の利点についてお話しいただきました。

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ウェビナー

親子関係からミルクマイクロバイオームの理解まで

家畜改良に重要な役割を果たすゲノミクス

このウェビナーでは、家畜改良公社(LIC)の分子遺伝学研究リーダーであるChristine Couldrey博士が、乳牛の育種と健康におけるハイスループット技術とアレイ技術の使用、および家畜の遺伝的改良における研究者の役割について説明します。

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牛の形質のゲノムワイドマッピングと予測への機能情報の統合

DNA変異が表現型をどのように変化させるかを理解することは、生物学における中心的な研究テーマです。また、ゲノムワイドなDNAマーカーを使用して表現型を予測することで、患者の治療の改善や農業におけるゲノム選択が可能になります。

このウェビナーでは、Ruidong氏が、牛の複合形質のゲノムワイド解析に機能的および進化的情報を組み込むことに関する結果と方法を紹介します。

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インドの自作小農経営環境下における牛および水牛のゲノム選抜

インド酪農開発委員会(NDDB)のNilesh Nayee博士は、自作小農経営環境下における形質評価の基盤の構築と、牛および水牛のさまざまな品種の遺伝評価とゲノミック評価を手がけてきました。Nilesh博士が、カスタムジェノタイピングチップを用いたゲノム選抜法について解説します。

水産養殖における遺伝的改良をゲノミクスが加速する

選抜育種(ゲノム選抜)は、水産養殖において、生産を向上させる効率的な方法です。このウェビナーでは、チリ大学獣医学、動物科学部のJosé M. Yáñez博士が、サケ、マス、ティラピア、エビなどの水産養殖種の選抜育種に対するゲノム技術の応用について、現時点の成果を紹介します。

全ゲノムSNP解析で、高品質和牛の遺伝的な改良を科学的に支援

畜産農家は、乳量の多いホルスタイン種や、肉質が良く、肉量が多い黒毛和種(和牛)などの牛を望んでいます。一般社団法人家畜改良事業団、家畜改良技術研究所の荻野敦博士らは、畜産農家を科学的に支援しています。

ゲノム選抜で乳牛から得られる利益を増大させる

Umotestグループの育種計画長Guillaume Fayolle氏、同グループの研究開発部門長Mickael Brochard氏、酪農家歴約30年のAlain Decher氏が、育種計画の改善、実用的な形質管理、製品品質の向上によって、乳牛で得られる利益をゲノム選抜で増大させる方法を紹介します。