私たちはエグゼクティブチームとして、遺伝学の理解を深めてヘルスケアの未来とその先を変えることを約束する、ゲノムテクノロジーと信頼できるソリューションの提供に努めています。
最高技術責任者
Steve Barnard, PhDはイルミナの最高技術責任者です。彼は、エンジニアリング、消耗品、アプリケーション、ユーザーデザイン、ソフトウェア、インフォマティクス、人工知能、科学関連、およびグローバル先進科学における、イルミナの研究および製品開発チームを率いています。これらのチームはイルミナのイノベーションエンジンであり、次世代シーケンサープラットフォームとアプリケーションにおいて優れた製品を提供し、科学のブレークスルーとゲノミクスの臨床への応用を促進します。
Dr. Barnardは、1998年に、最初のサイエンティストおよび4人目の従業員としてイルミナに入社し、輝かしい25年の在職期間を通して、イルミナのR&D部門でさまざまな指導的地位に就いていました。研究と技術開発における重要な役割を通して、Dr. Barnardは、合成化学、タンパク質工学、表面科学、アッセイ研究、ナノファブリケーションを含むイルミナの基礎科学技術の成熟に大きく貢献しました。彼は100を超える特許を世界中で保有しており、Analytical Chemistry、 Nature、Science、Genome Researchなど、さまざまな業界トップの科学雑誌に発表してきています。
Dr. Barnardは、革新的なNovaSeq Xシリーズの発売など、業界をリードするイルミナ製品の進歩において重要な役割を果たしてきました。彼のイルミナのコアテクノロジーに対する深い理解は、R&Dの生産性と効率性を加速し、株主価値を推進しています。
Dr. Barnardは、数え切れないほどの科学的成果に加えて、希少疾患や未診断の遺伝性疾患をもつ小児患者が臨床全ゲノムシーケンスを利用できるようにするために、イルミナがRady Children’s Hospitalと提携して立ち上げたiHopeプログラムの立ち上げにも貢献しました。
Dr. Barnardはタフツ大学で、イルミナの科学創業者であるDr. David Waltの指導下で化学のPh.D.を取得し、コネチカット大学で化学の学士号を取得しています。
法務顧問
法務顧問として、Charles(Chuck)Dadswell氏は全世界のすべての法的問題および知的財産問題を担当しており、イルミナの倫理コンプライアンス規範責任者でもあります。
Dadswell氏は、イルミナに入社する前は、bioMerieuxで副社長、北米および中南米担当法務顧問、グローバル知的財産担当企業ディレクターを務めていました。その前は、特殊医薬品会社であるBioDelivery Sciences Internationalの法務顧問を務め、Glaxo、GlaxoWellcome、GlaxoSmithKlineのさまざまな役職で米国の知的財産を監督していました。
Dadswell氏は、ジョージワシントン大学ロースクールで特許法と貿易規制の法学修士号を、トーマス・M・クーリーロースクールで法学博士号を、フェリス州立大学で薬学の理学士号を取得しています。
最高人事責任者
Aimee Hoyt氏はイルミナの最高人事責任者で、会社の人事戦略のあらゆる側面を担当しています。Hoyt氏には、従業員の変革を主導し、事業の成長を促進し、影響力の大きいチームを結成した実績があります。
以前は、Hewlett-Packard、Cisco、Sun Microsystemsなど、世界的に有名なテクノロジー企業で上級職に就いていました。直近では、テキサス州サンアントニオにある大手マネージドクラウドコンピューティング企業であるRackspaceで最高人事責任者を務めていました。彼女は人事チームを率い、ハイパフォーマンスのグローバルチームの構築、調整、開発の支援を担当しました。彼女の在職中に、Rackspaceは、Fortune誌の「働きがいのある企業100社」、「働きがいのあるIT企業30社」、「ミレニアル世代にとって働きがいのある会社」に選ばれました。
Hoyt氏は、ロチェスター工科大学で人材開発の修士号を取得しています。
グローバルオペレーションチーフ
Kevin Pegels氏はイルミナのグローバルオペレーションチーフで、同社のグローバルオペレーションを担当しています。彼の組織には、製造、サプライチェーン、ライフサイクル管理、情報テクノロジー、グローバル施設、不動産の各チームが含まれ、これらのチームは高い製品品質と顧客満足度の確保に尽力しています。
イルミナに入社する前は、Bayer Healthcare、The Clorox Company、Levi Straussのサプライチェーンおよびオペレーション組織を率いる上級管理職に、20年以上従事していました。さらに、Deloitte Consultingでは、サプライチェーン、オペレーション戦略、プロセス改善について企業に助言を提供していました。
Kevin氏は現在、Bio Supply Management Alliance(BSMA)の諮問委員会のメンバーであり、San Diego Regional EDCの役員に就任する予定です。彼は、コーネル大学で化学工学のB.S.を、ハーバードビジネススクールでMBAを取得しています。
地域責任者:大中華圏
Li Qing氏は、イルミナの大中華圏の地域責任者です。この職務で、地域内での会社の成長戦略と進化の推進を担当しています。Qing氏は、この戦略的市場において、長期的なビジョンと財務目標の達成に尽力しています。
ヘルスケアおよびライフサイエンス業界の世界中のさまざまな組織でで28年以上の経験を持つ、業界のベテランです。
イルミナに入社する前は、GE Healthcare Greater Chinaでライフサイエンスのゼネラルマネージャーを務め、4つの顧客セグメントをカバーする5つの事業部門を率いていました。この役職で、ビジネスの戦略的成長を成功させました。それ以前は、海外のBaxterで上級管理職を務めていました。
Qing氏は、中国ヨーロッパ国際ビジネススクール(CEIBS)でEMBAの学位を取得しています。
最高商務責任者
Susan Tousi氏はイルミナの最高商務責任者で、グローバル営業、商業オペレーション、商業戦略およびイネーブルメントを率いています。幅広い一般管理リーダーシップとイルミナの製品ポートフォリオに関する深い技術的知識を組み合わせて、組織のグローバルな商業的成功を確実なものにしています。彼女は、イルミナの顧客に、ゲノムのパワーをさらに引き出すためのイノベーションを提供することに尽力しています。
Susan氏は2012年からイルミナに在籍しており、以前は、最高製品責任者として製品開発組織を率いていました。その間、グローバルエンジニアリング、消耗品、シーケンスアプリケーション、IVD、ソフトウェア、インフォマティクス開発の取り組みを担当していました。この間、彼女は以下を含む最も影響力のある10年間の製品発売を監督しました。HiSeq X、NovaSeq、MiSeq Dx、NextSeq 550Dx/1000/2000、iSeq、VeriSeq NIPT、TSO500、COVIDSeq、DRAGENTM、およびIllumina Connected Analytics。さらに、Edico Genomics、BlueBee、Eancioの買収を指揮し、イルミナの既存のソフトウェアソリューションと組み合わせました。これらの新機能は、ゲノムデータの利用を促進し、臨床ケアにおけるゲノムデータの採用を加速する、スケーラブルでシームレスなエンドツーエンドのソフトウェアソリューションを可能にします。
Susan氏は、Fortune誌の企業100社に入るテクノロジー企業やライフサイエンス業界において、25年以上にわたってR&Dに従事し、ビジネスにおけるリーダーシップを発揮してきました。以前は、Eastman KodakのConsumer Inkjet Systems組織の企業担当副社長兼ゼネラルマネージャーでした。Kodakに入社する前は、Hewlett-PackardとKodakのジョイントベンチャーのスタートアップ企業であるPhogenix Imaging LLCのR&Dプログラムマネージャーでした。その前は、Hewlett-Packardで10年間、技術および管理の職務に就いていました。多くの学歴に加え、彼女はビジネスとテクノロジーの両方で数々の賞を受賞しています。2018年には、全米エンジニアアカデミーに選出されました。Susan氏は、California Diversity Councilによって2020年の多様性リーダートップ50に選ばれ、重要で多様な功績を収めた優れた女性で構成されるグローバル組織であるInternational Women’s Forumのメンバーです。2022年、彼女はイルミナとバイオテクノロジーコミュニティにおけるリーダーシップに対して、Forbes誌の「50オーバー50:起業家リスト」に選ばれました。
Susan氏はUCLAでMBAを、ペンシルベニア州立大学で工学科学と機械学の優等学士号を取得しています。現在は、Vizgen科学諮問委員会およびBICO取締役会の科学顧問を務めています。
地域責任者:アジア太平洋、中東、アフリカ
Gretchen Weightman氏は、イルミナのアジア太平洋、中東、アフリカ地域責任者です。Weightman氏はその職務で、日本、オセアニア、韓国、東南アジア、ドバイ、南アフリカ、CIS諸国を含む地域内の商業組織を主導し、開発しています。
現在の職務に就く前は、イルミナで複数のリーダー職に就いていました。アジア太平洋地域の営業担当ディレクターを務めていたときは、アジア太平洋地域の営業を担当し、5つの地域の注文、出荷、収益を監督していました。その前は、南アジア太平洋のシニアマーケティングマネージャーとして、東南アジア、インド、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドのマーケティング戦略全般と実施を担当していました。
イルミナに入社する前は、Applied Biosystemsで、営業、マーケティング、製品管理などのさまざまな商業的地位に就いていました。キャリアはGenesis Research & Developmentで始まり、そこでハイスループットシーケンス施設を設立しました。
Weightman氏は、オークランド大学で分子遺伝学の理学士号と商学の学位を取得しています。
最高財務責任者、最高戦略・企業開発責任者
Joydeep Goswami, PhDは2023年に最高財務責任者に任命され、イルミナの財務計画と分析、会計、インベスターリレーションズ、内部監査、税務、財務の各部門を担当しています。また、会社の企業開発および戦略計画部門も率いています。
Goswami氏は、2019年に最高戦略・企業開発責任者として入社し、計画立案、戦略的パートナーシップ、買収の推進を担当し、資本配分、財務計画、取引執行を含む戦略的イニシアチブについて財務組織と緊密に連携しました。2022年7月には、イルミナの財務チームを率いるという暫定的な職責を引き継ぎ、戦略的思考、オペレーションとP&Lに関する深い専門知識、広範なグローバルビジネス経験を独自に組み合わせて、イルミナを長期的な成功に導きました。
イルミナに入社する前は、Thermo Fisher Scientificの臨床次世代シーケンサー(NGS)および腫瘍学事業部門の社長を務め、臨床腫瘍学、研究、生殖医学におけるNGSの採用を促進する取り組みを監督していました。Goswami氏は、製薬/バイオテクノロジー、診断、研究ツールの分野で上級管理職を務め、以前はThermo Fisher Scientific、Life Technologies、Invitrogenなどの企業に勤務していました。彼は、営業、マーケティング、R&D、その他のサポート部門を含む、さまざまな部門のチームを率いてきました。Goswami氏は、Thermo Fisher Scientificに在籍中にアジア太平洋および日本担当社長を務め、Invitrogen社で幹細胞および再生医療事業部門を設立しました。さらに、McKinseyに5年間勤務し、製薬、医療テクノロジー、テクノロジー企業の戦略を専門にしていました。
Goswami氏は、化学工学のMSおよびPhD、MITのMBA、インド工科大学の化学工学の学士号を取得しています。
地域責任者:アメリカ
Nicole Berry氏は、米国、カナダ、中南米を含むアメリカ地域責任者です。この職務では、米国地域の直接販売およびチャネルパートナー販売チーム、サービス・サポートチーム、地域商業オペレーションチームを含む、顧客対応部門の指揮を担当しています。
Berry氏は2009年にイルミナに入社し、社内で複数の商業的な指導的地位を歴任しています。現職に就く前の3年間は、アメリカ営業担当副社長を務めていました。その前は、米国とカナダの多数の営業管理職に就いていました。
イルミナ入社前は、Applied Biosystemsの米国販売管理チームで働いていました。そのほかの専門的キャリアとしては、Eastman Kodak Companyに15年間勤務し、グローバルマーケティングおよびビジネス管理のさまざまな役職に就いていました。彼女は、その専門的キャリアをDr. Lloyd Oldの腫瘍免疫遺伝学研究所のSloan Kettering Instituteでスタートさせました。
Berry氏はロチェスター大学で神経科学を専攻し、生物学の理学士号を取得しています。
最高マーケティング責任者
Kathryne Reeves氏はイルミナの最高マーケティング責任者で、ゲノム検査の利点に対する患者と医師の認識を高め、顧客の声を反映させ、ゲノミクスの臨床採用を促進するグローバルマーケティング戦略の開発と実施を担当しています。
Reeves氏はイルミナに、25年以上にわたる業界横断的なマーケティングと企業戦略の経験を提供しています。直近では、Cardinal Healthのエンタープライズマーケティング担当上級副社長兼メディカルサービスグローバル事業部門のゼネラルマネージャーを務め、年間収益が10億米ドルを超える急成長中の事業ポートフォリオを率いていました。Cardinal Healthに入社する前は、Booz Allen Hamilton、AOL/Time Warner、Nationwide Insurance、Scotts Miracle-Groなどに勤務していました。
Reeves氏はInternational Women’s Forumのメンバーで、2017年にはそのリーダーシップフェローを務め、2016年にはSavoy Networkによって「米国企業で最も影響力の大きい女性」の1人に、2022年にはMost Influential Black Executivesによって「最も影響力の大きい黒人幹部」に選ばれました。彼女はスタンフォード大学で土木工学の理学士号を、ハーバードビジネススクールでMBAを取得しています。
最高情報責任者
Carissa Rollins氏はイルミナの最高情報責任者で、すべてのグローバル情報システム戦略、オペレーション、リスクとコンプライアンス、インフラストラクチャ、エンタープライズアーキテクチャ、サイバーセキュリティ、従業員、ビジネス向けアプリケーションの指揮を担当しています。
イルミナに入社する前は、UnitedHealthcareのCIOでした。そこでは、UnitedHealthcareの商業、メディケア、退職、政府プログラムテクノロジー事業ポートフォリオをサポートする戦略、ロードマップ、テクノロジー投資を担当しました。UnitedHealthcareに入社する前は、Gander Mountain、Kohl’s Corporation、Manpower Global、Miller-Coorsで管理職および上級管理職を務めていました。
Rollins氏はミネアポリスのYWCAの取締役を務めており、現在は取締役会の議長を務めています。また、Grand Canyon Conservancyの役員およびT-Mobileの諮問委員会のメンバーでもあります。
Rollins氏はマーケット大学で経営情報システムのB.S.とMBAを取得しています。
インベスターリレーションズ担当副社長
Salli Schwartz氏は、インベスターリレーションズ担当副社長で、四半期決算発表や電話会議、投資家向けプレゼンテーション、日々のやり取りなど、すべての投資家戦略と活動を主導しています。
Schwartz氏は、インベスターリレーションズおよび財務の責任者を務めていたMSCIからイルミナに入社し、深い専門知識を提供しています。MSCIでの職務では、株式投資家や債券投資家、セルサイドアナリスト、格付機関、パートナー銀行との関係を監督し、企業の資金調達、キャッシュ管理、資本配分活動に従事しました。また、MSCIの企業責任委員会、企業リスク監視委員会、投資委員会のメンバーも務めました。
MSCIの前は、Moody’s Corporationに12年以上勤務し、直近では戦略的資本管理・財務担当グローバル責任者を務めていました。以前には、財務部長とインベスターリレーションズ・コミュニケーションのグローバル責任者も務め、Moodyの企業開発チームにも在籍していました。
Schwartz氏は、Citigroup Inc.では企業戦略、企業財務、FP&A、Legg Masonでは投資銀行およびマーチャントバンクの地位も歴任しました。その前は、教育、ビジネス、コミュニティのリーダーの非営利全米ネットワークであるNational Academy Foundation(NAF)の取締役兼監査委員会議長を務め、高校生が大学、キャリア、将来に備えられるよう協力しました。
Schwartz氏はコーネル大学でMBAを、ペンシルベニア大学で文学士号を取得しています。
地域責任者:ヨーロッパ
Bas Verhoef氏はイルミナのヨーロッパ地域責任者で、ビジネスの変革を主導し、強力な成長を強化し、地域全体のゲノミクスアジェンダを推進しています。
オランダを拠点とするオランダ国籍のVerhoef氏は、2023年1月にRoyal Philipsからイルミナに入社し、複数のヘルスケア分野と地域におけるリーダーシップの役割において、25年以上にわたって広範で多様な一般管理経験を積んできました。
Verhoef氏は、アイントホーフェン工科大学で2つのMA(核物理学およびビジネスマーケティング)を、マーストリヒト大学で心臓電気生理学のPhDを取得しています。
最高経営責任者
Jacob Thaysen, PhDはイルミナの最高経営責任者です。2023年9月に入社。
イルミナに入社する前は、Agilentの上級副社長と、Agilentの市場をリードする分析機器ポートフォリオ、インフォマティクス、細胞解析フランチャイズで構成されるAgilent Life Sciences and Applied Markets Group(LSAG)の社長を務めていました。2014年から2018年までは、AgilentのDiagnostics and Genomics Group(DGG)の社長を務めていました。
Agilentに入社する前は、デンマークのがん診断会社DakoのR&D担当副社長でした。Dakoに入社する前は、Copenhagen Consultancy Company(現Bain & Co)で経営コンサルタントを務めていました。キャリアの初期には、デンマークに拠点を置く研究・防衛アプリケーション開発会社であるCantionの創設者兼最高技術責任者でした。
Thaysen氏は、デンマーク工科大学で物理学のMScとPhDを取得しています。