目的とする特定の転写産物を選択して
シーケンスする精確な手法

数十から数千のRNAターゲットを同時に測定

ターゲットRNAシーケンス

ターゲットRNAシーケンスは、目的とする特定の転写産物を選択してシーケンスする高精度な手法で、定量および定性双方の情報を提供します。ターゲットRNAシーケンス(RNA-Seq)は、差次的遺伝子発現解析ならびに各アリル特異的発現の測定、さらに融合遺伝子の同定も行います。

TruSeqターゲットRNA発現解析は、低品質RNAサンプルあるいはFFPE由来のRNAサンプルからも、数十から数千に及ぶターゲットを同時に測定できるターゲットRNA-Seqソリューションです。あらかじめ設定されたTruSeqターゲットRNA発現パネルが利用でき、NFkB経路、P450経路、アポトーシス経路など、様々な経路に対応しています。カスタムパネルもDesignStudioを使って、オンラインで設計し注文することができて便利です。

ターゲットRNA発現パネルは、目的のRNAシーケンスに焦点を絞るか、完全に最適化され実験的に検証されたパネルにカスタムコンテンツを追加して、デザインすることが可能です。

  • 目的の転写産物を測定する高精確で特異的な手法を提供
  • 差次的遺伝子発現解析用に定性および定量情報を提供、アリル特異的な発現を測定、および遺伝子融合を検証
  • 数十から数千に及ぶターゲットを同時に測定可能
  • 低品質RNAサンプルあるいはFFPE由来のRNAサンプルとの互換性
ターゲットRNAシーケンスの利点

SUNY Upstate Medical University(UMU)のPh.D. Frank Middletonは、新たに発見された統合失調症のCNVに起因する発現変異のスクリーニングに焦点を絞った遺伝子パネルを開発しました。Dr. Middletonが統合失調症、双極性障害、および自閉症に関連した数百の遺伝子の解析に、PCRやアレイではなくターゲットRNA-Seqを用いた理由についてご覧ください。

インタビューを読む
ターゲットRNAシーケンスと統合失調症

イルミナは、ライブラリー調製からデータ分析や生物学的解釈に至るまでの全プロセスを簡素化するターゲットRNA-Seqの統合ワークフローを提供します。

イルミナの1塩基合成反応(SBS:sequencing by synthesis)ケミストリーは最も広く採用されているNGSテクノロジーであり、世界中のシーケンスデータの約90%以上がこのテクノロジーを利用して産出されています。*
ワークフローを見る

以下のをクリックしてワークフローの各ステップで利用できる製品をご覧ください。

TruSeqターゲットRNA発現キット

固定パネル:

カスタムパネル

わずか50 ngのRNAインプットからスタートでき、高度なカスタマイズが可能な中から高プレックスの遺伝子発現プロファイリング。FFPE RNAサンプルとの互換性があります。

DesignStudio

使いやすい、ウェブベースのアッセイデザインツール。研究のニーズに合わせてシーケンスコンテンツをカスタマイズしてください。

ライブラリー調製キットセレクター ライブラリー調製キットセレクター

プロジェクトの種類、出発材料、および手法またはアプリケーションに基づいて、ニーズに最適なキットをお選びください。

MiSeqシリーズ

フォーカスパワー。ターゲットシーケンスと小さいゲノム解析のためにスピードと簡便性を兼ね備えたデスクトップ型シーケンサー1回のランで、最大384のターゲットRNAサンプルに対応。**

NextSeqシリーズ

フレキシブルパワー。一般的なゲノム解析向けのスピードと簡便性を兼ね備えたデスクトップ型シーケンサー。1回のランで、最大384のターゲットRNAサンプルに対応。**

HiSeq シリーズ

プロダクションパワー低コストかつ大容量で多彩なアプリケーションに対応する高スループットシーケンサー。1回のランで、最大6144のターゲットRNAサンプルに対応。**

プラットフォーム比較ツール

シーケンスプラットフォームを比較して、研究室およびアプリケーションに最適なシステムを見つけるためのツール。

シーケンス試薬

各イルミナシーケンスシステムに適したシーケンス試薬、フローセル、およびバッファーを含むキットをお選びください。

TruSeqターゲットRNAアプリはMiSeq ReporterおよびBaseSpaceで利用可能です。

Broad IGV

MITおよびハーバードのBroad研究所によって開発されたゲノムブラウザーで、複雑な変異解析用のNGSデータを表示します。

Genomatix Pathway System(GePS)

単一遺伝子または遺伝子のリストに、パスウェイ、疾患、組織、低分子に関するアノテーションデータを関連付けます。

iPathway Guide

差次的遺伝子発現、薬物間相互作用、および疾患解析。

BaseSpaceCloudまたはOnsite

NGSデータの解析と管理のためのイルミナのゲノミクスコンピューティング環境。

NextBio Research

研究者の疾患機序、薬剤標的、およびバイオマーカーの同定を支援する、キュレーションされたゲノムデータで充実したライブラリー。

がん研究:変異検出
がん研究:変異検出

がんは多数の遺伝的変化を蓄積しますが、通常、腫瘍の進行を進めるものはほんのわずかです。ターゲットRNA-Seqを用いて遺伝子発現およびトランスクリプトームの変化をモニタリングすることで、どの変異が発現し、腫瘍分類や進行に影響を及ぼしたかの解明に役立てることができます。
がん研究におけるターゲットRNA-Seq >>

創薬およびRNAシーケンス
創薬およびRNAシーケンス

イルミナは、創薬パイプラインの全フェーズに対応した、革新的な品揃えのゲノムシーケンスシステム、製品、およびサービスを提供します。選定した2~3のターゲットでデザインしたカスタムパネルから全トランスクリプトームに至るまで、遺伝子発現プロファイルの特性を解明します。
創薬のためのNGS >>

複雑な疾患:神経性異常
複合性疾患:神経性異常

脳内の神経変性経路および神経毒性経路は、アルツハイマー病のような神経変性疾患に関与しています。特別に設計されたターゲットRNA発現パネルを使えば、科学者は被験者集団のこれらの経路に障害が発生しているか否かの知見を得ることができます。
複雑な疾患研究 >>

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ターゲットRNA-Seq実験の設計
ターゲットRNA-Seq実験の設計

ノーマライゼーション、マルチプレックス、サンプルプール、および”リード予算”の設定についてはこちら。

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タッチパネル操作のインフォマティクス
タッチパネル操作のインフォマティクス

NGSデータを容易に解析、保管、共有できる使いやすいツールをご利用ください。

詳細はこちらから
ターゲットRNA-Seqおよび概日リズム
ターゲットRNA-Seqおよび概日リズム

 Missouri-St. Louis大学のDr. HughesはターゲットRNA-Seqを用いて、概日リズムの遺伝機序を解明します。

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ターゲットRNA-Seqについての主要論文
ターゲットRNA-Seqについての主要論文

イルミナのテクノロジーを使用したRNA-Seq研究論文を探索できるリストはこちら。

論文を読む
画像
NextSeq 500システムによるRNA-Seq

柔軟性とコスト効率に優れたRNAシーケンスソリューションが、生物学に関する理解を深化させます。

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ペアエンドRNA-Seq
ペアエンドRNA-Seq

イルミナのあらゆるシーケンスシステムで、新規RNA転写産物、遺伝子融合などの検出を容易にするペアエンドシーケンスを行なうことができます。

詳細はこちらから
ウェビナー:FFPE RNA-Seq
ウェビナー:FFPE RNA-Seq

FFPE RNAシーケンスにおける課題を克服する方法についてはこちら。

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低品質およびFFPEサンプルのtotal RNA-Seq
低品質およびFFPEサンプルのRNA-Seq

ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)サンプルおよび低品質サンプルのRNA-Seqは、疾患研究にとって貴重な洞察をもたらします。

詳細はこちらから

* データはイルミナにて公的データベースをもとに計算(2015)

** TruSeqインデックスに基づいて、MiSeqでは最大65ターゲット、NextSeq 500では最大1041ターゲット、ならびにHiSeqでは651ターゲット/レーン。