MiSeqシーケンサーにプリインストールされているMiSeq Reporterソフトウェアで、データの二次解析を行えます。 このソフトウェアは、リアルタイム解析ソフトウェアによって実行されるシーケンス中に装置で生成されるベースコールを処理します。
リアルタイム解析が完了すると、MiSeq Reporterが自動的に起動し、 各種ゲノムおよびサンプルのアライメント、構造多型、およびコンティグアセンブリーの情報が作成されます。 サンプルシートで指定されているワークフローに基づいて解析が実行されます。
MiSeq Reporterは、一次および二次解析データと各サンプルのクオリティおよびカバレッジに関する情報を、シンプルかつ直感的なグラフ形式で表示します。
データを解析したり、サポートされているワークフローを調べたりする方法を学べます。
ほとんどのワークフローでは、アライメントを実行するためにリファレンスゲノムが必要です。 MiSeq Reporterでは、複数のプリインストール済みデータベースおよびゲノムを利用できます。
データベース:ヒトmiRbase、ヒトdbSNP、およびヒトrefGene
ゲノム: シロイヌナズナ、ウシ(Bos taurus)、大腸菌DH10b株、ヒト(Homo sapiens)build hg19、マウス(Mus musculus)、ラット(Rattus norvegicus)、黄色ブドウ球菌、酵母(Saccharomyces cerevisiae)。
fasta形式(*.fastaまたは*.fa)で独自のリファレンスゲノムをアップロードすることもできます。
MiSeq Reporterに独自のリファレンスゲノムを追加する方法について説明しています。
MiSeq ReporterはWindowsのサービスとして実行され、ウェブブラウザー上に表示されます。 このソフトウェアを別のコンピューターにインストールすれば、MiSeqシステムで次のランを実行中にデータを別のコンピューターで解析することができます。
詳しい要件については、MiSeq Reporterのコンピューター要件のサポートページを参照してください。
MiSeq Reporterの最近のバージョンに導入された変更点を確認し、最新版をダウンロードしてください。 または、MiSeq Reporterテクニカルサポート情報にアクセスしてください。
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