イルミナ、買収により臨床研究体制を強化

(当リリースは、Illumina Inc., が2014年07月16日付けで発表した英文プレスリリースを日本語に翻訳したものです。プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します)

2014年7月16日サンディエゴ(BUSINESS WIRE)-- イルミナ・インク（NASDAQコード：ILMN）は本日、IVD、特にコンパニオン診断を専門とする薬事および品質コンサルティング会社であるMyraqa社を買収したことを発表しました。創業者兼最高経営責任者（CEO）Mya Thomaeが率いるMyraqa社は、PMA、pre-submission、IDE、510(k)、新規510(k)およびEU technical file（テクニカルファイル）などの薬事戦略や申請書サポートに焦点を当てています。この買収により、臨床研究体制に対するイルミナの社内機能が強化され、規制市場における次の成長段階の支柱となります

「Mya Thomaeの下で、Myraqa社は分子診断法の薬事および品質問題におけるリーダーであると認識しています。」とイルミナの最高医務責任者であるRick Klausner医学博士は話しています。「Myraqa社と共に、イルミナは、臨床使用基準も推進しながら、次世代シーケンサーなどのゲノムテクノロジーを規制市場で使用するための道を開拓し続けます。Myaは、世界トップクラスの薬事部門組織によって、イルミナの薬事戦略およびその実施をリードすることでしょう。これは、イルミナを卓越した医療企業にするという当社のコミットメントの一環です。」

「イルミナは次世代シーケンサーを臨床現場に導入する最前線に立っています。この市場変革の重要な一部となることを楽しみにしています。」と、Myraqa社の最高経営責任者（CEO）であるMya Thomaeは述べています。「イルミナは、多くの価値ある試みを実証してきており、これが首尾よくMyraqa社との協力関係につながっています。私たちのチームが医療の将来を決定するこの機会を共有することに、私は興奮しています。」

イルミナのメンバーとして、Myraqa社のチームはThomaeの直属になります。Thomaeは、薬事担当副社長である、イルミナCMOのKlausner博士の直属になります。

「私たちは、Myaと彼女のチームが、既存のプログラムを完了し、シーケンスプロジェクトに選ばれた第三者と共に取り組み続けることを期待しています」とKlausner博士は付け加えました。

Myraqa社は、1998年に設立され、カリフォルニア州レッドウッドショアーズに拠点を置いています。また、薬事規制、品質、臨床、生物統計学および開発をリードする専門家を有しています。

この取引の財務的影響については、2014年4月22日にリリースされた2014年の財務ガイダンスで考慮されています。