3.5 時間のライブラリー調製で、均一なゲノムカバレッジを提供

Nextera DNA Flex Library Prep Kit のご紹介

Nextera DNA Flex Library Prep Kit では、ビーズ結合トランスポソーム(Bead-Linked Transposome (BLT))をDNAの断片化に使用することで、短時間で簡便にライブラリー調製を行えます。DNAインプット量やゲノムサイズにかかわらず、一貫したインサートサイズを持つライブラリーを調製し、均一なゲノムカバレッジを取得できます。

幅広いDNAインプット量、ゲノムサイズおよびさまざまなサンプルタイプに対応
ライブラリー調製に BLT を採用したことにより、幅広い DNA インプット量(1~500 ng)、さまざまなゲノムサイズのサンプルに対応することができます。また Nextera DNA Flex では、血液、血液パンチカード、唾液および微生物コロニーから直接ライブラリーを調製する方法もサポートしており、検証済みプロトコールをサポートページより提供しています。
(血液からのライブラリー調製には Flex Lysis Reagent Kit を別途ご購入いただく必要があります)。
3.5 時間の簡単・迅速なライブラリー調製:DNA断片化装置、ライブラリー調製後のノーマライゼーションが不要
Nextera DNA Flex では、インプットDNAの断片化にトランポソームを使用するため、コバリスなどのDNA断片化装置を必要としません。また、ライブラリーのインサートサイズおよびライブラリー収量は、BLT によりコントロールされるため、100ng以上のインプットDNAを使用する場合には、ライブラリー調製前の定量およびライブラリー調製後のノーマライゼーションの作業は不要です。
(100ng以下のDNAインプットを使用する場合はライブラリー調製前・調製後にそれぞれ定量が必要です)。
一貫したライブラリーサイズ、均一なライブラリーカバレッジの提供

Nextera DNA Flex では、BLT の採用により、トランポソームによって生じる断片化におけるバイアスを最小限に抑え、一貫したライブラリーサイズ、均一なライブラリーカバレッジの取得を可能とし、再現性の高いシーケンスデータを提供します。

下記の論文では、GC含量の高い領域など、シーケンスが困難な領域においても、TruSeq DNA PCR-Free Library Prep Kitと遜色の無いカバレッジが得られることが示されています。

論文を読む ≫

その他、Nextera DNA Flex Library Prep Kit の特徴や、具体的なライブラリー調製方法についての詳細は、下記のウェビナーをご参照ください。

ウェビナーはこちら ≫

ライブラリー調製キットをご使用いただき、予想している結果とはならなかったなど何かトラブルや気にかかることなどございましたら、テクニカルサポートまでお気軽にご相談ください。
テクニカルサポート部
E-Mail お問い合わせ | TEL 0800-111-5011 (9:00-17:00)