MiSeq でフォーカスエラーが発生した際の対処法について

シーケンスのランのフォーカスエラーはMiSeqで頻繁に発生するトラブルのひとつです。 ランの1サイクル目で図1のようなエラーが出てしまった場合には、フローセル上のクラスターにフォーカスが合わせられず、データが取得できない状況を示しています。

図1

フォーカスエラーの原因としては、

  1. ライブラリーの構造や変性・希釈に問題があり、クラスターが形成されていない
  2. クラスターは形成されているが、オーバークラスターの状態や、また装置の光学系に問題がありクラスターの検出ができない

などいずれの場合でも発生するため、フローセル上にクラスターが形成されているのか、いないのかを確認することが、迅速にトラブル原因を特定するために重要です。

フォーカスエラーが発生した場合、使用したフローセルを Post run wash には使用せず、フローセルが入っていたバッファーの入った容器に戻し、アルミ箔等で遮光して、冷蔵での保存をお勧めします。

Post run wash はお手元の別の使用済みフローセルを装置に置き換えて実施してください。

MiSeqのフローセルの容器

ラン終了時まで、中のバッファーを捨てずにとっておいてください。

フローセルを保存しておいていただけると、MiSeq にインターネット接続がある場合、装置に搭載されているリモート診断ツール(GoToAssist)を用いて、フローセル上にクラスターが形成されているか、弊社テクニカルサポートによる確認が可能です。

また、インターネット接続がない場合でも、弊社スタッフの訪問時に同様の操作が可能です。

その他、MiSeq で発生するフォーカスエラーの原因と対処法は、下記ウェビナーをご参照ください。

ウェビナーを視聴

ライブラリー調製キットをご使用いただき、予想している結果とはならなかったなど何かトラブルや気にかかることなどございましたら、テクニカルサポートまでお気軽にご相談ください。
テクニカルサポート部
E-Mail お問い合わせ | TEL 0800-111-5011 (9:00-17:00)