シーケンスのランのフォーカスエラーはMiSeqで頻繁に発生するトラブルのひとつです。 ランの1サイクル目で図1のようなエラーが出てしまった場合には、フローセル上のクラスターにフォーカスが合わせられず、データが取得できない状況を示しています。
図1
フォーカスエラーの原因としては、
などいずれの場合でも発生するため、フローセル上にクラスターが形成されているのか、いないのかを確認することが、迅速にトラブル原因を特定するために重要です。
Post run wash はお手元の別の使用済みフローセルを装置に置き換えて実施してください。
ラン終了時まで、中のバッファーを捨てずにとっておいてください。
フローセルを保存しておいていただけると、MiSeq にインターネット接続がある場合、装置に搭載されているリモート接続ツール(TeamViewer)を用いて、フローセル上にクラスターが形成されているか、弊社テクニカルサポートによる確認が可能です。
また、インターネット接続がない場合でも、弊社スタッフの訪問時に同様の操作が可能です。
その他、MiSeq で発生するフォーカスエラーの原因と対処法は、下記ウェビナーをご参照ください。
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