主要企業が開発した自動化手法により、顧客の検査と発見を促進
2013年5月15日サンディエゴ(BUSINESS WIRE)-イルミナ・インク(NASDAQコード:ILMN)は本日、液体処理ロボットプラットフォームの大手プロバイダーとの業務提携を発表しました。この提携によりイルミナ社は同社の最高水準のTruSeqおよびNexteraサンプル調製キットを自動化する手法を開発します。この目的に沿った最初の提携先は、Beckman Coulter Life Sciences社、Eppendorf社、Hamilton Robotics社、PerkinElmer社およびTecan社となります。
これらの業務提携と新たな手法は、最もシンプルで効率の良い次世代シーケンサー(NGS)ワークフローを産み出すというイルミナの取り組みを反映したものであり、顧客のための完全で包括的なソリューションを可能にする重要なステップとなります。
イルミナの上級副社長兼ゲノムソリューション事業部門統括マネージャーであるChristian Henryは、「トップクラスの自動化プロバイダーと提携することにより、研究室で容易に実行できるソリューションを提供でき、大変嬉しく思います。これによりお客様の時間を短縮でき、自動化手法がより利用しやすくなりました。TruSeqおよびNexteraサンプル調製キットは、マスターミックス試薬および単純化されたプロトコールにより、自動化が可能な設計となっています。長期的に見れば、この新しい方式により、エラーの発生を抑制しつつより多くのサンプルを同時に検査して、資源を有効活用できるため、お客様はご自身の科学的目標に注力できます」と述べています。
今回の提携契約に基づき、提携企業はイルミナが販売するサンプル調製キットを自動化し、その手法を開発、販売し、顧客のロボットに設置すると同時に、技術的サポートも提供します。イルミナは、自動化手法の開発、試験および推進を支援します。TruSeq RNAサンプル調製キットの自動化手法は、2013年第2四半期中に上市の予定で、その後順次、TruSeqおよびNexteraキットの自動化手法が上市される予定です。
イルミナについて
イルミナ(www.illumina.com) は、遺伝子多型や遺伝子機能の大規模解析を行うためのライフサイエンスツールおよび包括的システムの開発、製造、販売を行っている主要企業です。当社はジェノタイピング、コピー数多型解析、メチル化研究、遺伝子発現プロファイリングのほか、DNA、RNA、タンパク質の低マルチプレックス解析を行うための革新的なシーケンシングソリューションおよびアレイベースソリューションを提供しています。このほか、ゲノム科学や診断学の発展を促すツールやサービスを提供しています。当社のテクノロジーや製品は遺伝子解析研究やその応用を加速させ、分子医学への道を切り開き、最終的には医療を変革しています。
将来予測に関する記述
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出典:イルミナ・インク
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