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がん研究, 腫瘍学

Video: がんの治療選択におけるグローバルな展開を推進

日本とベルギーの研究によるがんプレシジョンメディシンの前進

がんの治療選択におけるグローバルな展開を推進
2021/02/04
個別化医療を推進するために、特定の患者集団(ベルギーでは末期がん患者、日本では血液がん患者)を対象にイルミナテクノロジーおよびゲノムプロファイリングを活用する2つの新しい研究が行われています。 CGPから患者さん特有のがんの分子プロファイルが明らかとなり、これによって医療チームが、患者さんに適した最も効果的な治療方法を提案できるようになります。

CGP reveals the unique molecular profile of a patient’s cancer which empowers their oncology team to propose the most effective course of treatment suited to them.

来月開始する予定のBALLETT (Belgian Approach for Local Laboratory Extensive Tumor Testing)というベルギー全国パイロット研究では、進行転移がんの患者864名が参加予定です。ベルギー臨床腫瘍学会(BSMO)が本研究を主導し、ベルギー全土の9つの次世代シーケンサー(NGS)ラボから包括的ゲノムプロファイリング(CGP)を治験参加者に提供します。CGPデータは、治療効果の改善を目的に、標的療法へのアクセスを通じて患者に最善の治療選択肢を決定するために使われます。BSMOの会長であるDr. Sylvie Rotteyは次のように述べています。「我々は、ベルギー全土の患者がそれぞれのがんに対して適切な時期に適切な治療を受けられるようにしたいのです。」

イルミナチーフメディカルオフィサーのPhil Febbo, MDは次のように述べています。「CGPから患者さん特有のがんの分子プロファイルが明らかになり、これによって医療チームが、患者さんに適した最も効果的な治療方法を提案できるようになります。我々は、BSMOおよびベルギーのさまざまながん研究施設と協力して、臨床でのCGPの価値を検証し、より多くの標的療法選択肢を通して患者さんの治療効果を改善することを目指します。」

本研究では、イルミナはCGPを可能にする包括的ながん種横断型アッセイであるTruSight Oncology 500 (TSO 500)を提供します。本アッセイは、がんの増殖をドライブする既知および新規の腫瘍バイオマーカーを特定するためにデザインされています。TSO 500は、免疫腫瘍学における重要なバイオマーカーである、遺伝子変異量(TMB)およびマイクロサテライト不安定性(MSI)も測定します。イルミナは、NovaSeq 6000NextSeqシーケンサーも提供する予定であり、シーケンスデータの臨床的な解釈はOncoDNA Clinical Decision Support Platform OncoKDM®およびPierianDx Clinical Genomics Workspace™ソリューションを用いて行う予定です。

そして、9,700キロ離れた東京では、大塚製薬と提携し、体外診断薬(IVD)として、日本の血液がん患者に対するゲノムプロファイリング検査キットの開発を行っています。大塚製薬診断事業部長の大橋達郎氏は次のように述べています。「近年、固形がんを対象にした遺伝子パネル検査が開発され、医療機器として承認および保険適用されていますが、血液がんを対象としたものはありません。」

両社の契約により、大塚製薬はNextSeq 550Dxシステムで使用する造血器腫瘍(例:急性リンパ性白血病や急性骨髄性白血病など)を対象としたラージパネルを開発します。大塚製薬は、国立がん研究センターをはじめする国内主要医療機関と協力し、本パネルを評価します。

イルミナのアジア太平洋地域および日本の副社長兼統括部長であるGretchen Weightmanは次のように述べています。「今回のパートナーシップにより、日本初の血液がん遺伝子パネルの体外診断用検査キットが開発されるため、大変喜ばしく思っております。」このIVDパートナーシップは、523の遺伝子をターゲットとするTSO 500のコンテンツを活用するのではなく、DNAアッセイに対しては342遺伝子、RNAアッセイに対しては301遺伝子からなる血液がんを対象とするパネルにフォーカスしています。

2018年、イルミナは医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ医療機器としてのNextSeq 550Dxシステムの製品販売届出を完了しました。厚生労働省が大塚製薬の本検査キットを承認すれば、大塚製薬は日本で本キットを商品化します。これにより、医師が、治療法の選択についてより良い決定を行うのに役立ち、難病を持つ人々にとって勝利となります。

BSMOと大塚製薬の研究はどちらも、大学病院から製薬会社へと、患者に高深度シーケンスによる個別治療法の提供を可能にするグローバルなシフトを示しています。これらのプロジェクトの立ち上げ前夜、そしてワールドキャンサーデー(2月4日)を記念して、イルミナは、診断ツールの革新を促進し、個別化医療を推進することに力を注ぎ続けます。

 

BALLETT試験の詳細は、こちらをご覧ください。

イルミナの新たな腫瘍学パートナーシップの詳細は、こちらをご覧ください

TSO 500の詳細はこちらをご覧ください。

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