プレスリリース

イルミナ、LabCorp®への次世代シーケンステクノロジー提供のための供給契約を締結

(当リリースは、Illumina Inc., が2014年01月21日付けで発表した英文プレスリリースを日本語に翻訳したものです。プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します)

2014年1月21日サンディエゴ(BUSINESS WIRE)--イルミナ・インク(NASDAQコード:ILMN)は本日、Laboratory Corporation of America® Holdings:LabCorp®(NYSE:LH)と複数年の供給契約を締結したと発表しました。この契約により、LabCorp社ではイルミナの次世代シーケンサー(NGS)やマイクロアレイ備品の使用権が拡大し、これにより米国やカナダの臨床医に向けた薬事未承認検査(laboratory-developed test)の開発、検証、さらに導入が可能となりました。

この合意に基づいて、LabCorp社では幅広いイルミナ製品を購入し、遺伝子検査や腫瘍、臓器移植薬、さらには科学捜査などの複数分野に向けた新規診断ツールを開発することが可能になりました。LabCorp社では、現在、今年導入予定のヒト白血球抗原(HLA)新規検査のために、NGS技術を活用しています。

LabCorp社の最高医務責任者であるMark Brecher博士は、「イルミナの次世代シーケンサープラットフォームにより、LabCorp社は分子診断検査の開発に幅広く柔軟に対応できるようになります」としたうえで、「イルミナの次世代シーケンサープラットフォームを用いて、開発中のHLAタイピングアッセイにより、医師がより正確に骨髄ドナーとレシピエントを一致させることが可能になります」と述べています。

イルミナの企業・ベンチャー開発部門の上級副社長であるNicholas J. Naclerio氏は、「私たちは、LabCorp社のHLA製品など次世代シーケンサーをベースとする諸検査の提供をサポートできることを大変うれしく思います」としたうえで、「イルミナは、臨床研究施設での検査の際、次世代シーケンサーを幅広く利用できるように全力で取り組んでいます。今回のLabCorp社との合意により、より性能のよい診断ツールを手に入れられる医師や患者の数が大幅に増加することでしょう」と述べています。

 

 

イルミナについて
イルミナ(www.illumina.com)は、遺伝子多型や遺伝子機能の大規模解析を行うためのライフサイエンスツールおよび包括的システムの開発、製造、販売を行っている主要企業です。当社はジェノタイピング、コピー数多型解析、メチル化研究、遺伝子発現プロファイリングのほか、DNA、RNA、タンパク質の低マルチプレックス解析を行うための革新的なシーケンシングソリューションおよびアレイベースソリューションを提供しています。このほか、ゲノム科学や診断学の発展を促すツールやサービスを提供しています。当社のテクノロジーや製品は遺伝子解析研究やその応用を加速させ、分子医学への道を切り開き、最終的には医療を変革しています。
 

将来予測に関する記述
本プレスリリースには、リスクおよび不確実性を含む将来予測に関する記述が含まれている可能性があります。将来予測に関する記述と大きく異なる実態が生じる重要な要素としては、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出する最新のフォーム10-Kおよび10-Q等の届出またはカンファレンス・コール(日時 は事前に連絡されます)にて開示される情報にて説明されるその他の要因等があげられます。イルミナは本リリースの日付後において、これらの将来の予測に関する記述について更新する予定はありません。

 

出典:イルミナ・インク

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