プレスリリース

栄研化学とイルミナ社、日本における遺伝子検査システムの開発および商業化に関する契約締結を発表

-次世代シークエンサーを用いたパートナーシップが個別化医療の進展に貢献-

(当リリースは、Illumina Inc.と栄研化学株式会社が2021年6月21日付けで発表した共同プレスリリースです。以下は、英文プレスリリースを日本語に翻訳したものです。プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。)

栄研化学株式会社(本社:東京都台東区)とイルミナ社(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ)は、次世代シークエンサー(NGS)を用いた遺伝子検査システムの開発と商業化に関する契約を締結したことを本日お知らせいたします。

本契約に基づき、栄研化学は、イルミナ社の登録医療機器であるMiSeq™Dx システムを使用したコンパニオン診断システムを開発し、個別化医療の進展に貢献していきたいと考えております。

栄研化学 代表執行役社長 和田守史は、「今回のパートナーシップにより、次世代シーケンサーを用いた体外診断ワークフローの導入を加速し、患者や臨床現場にとっての臨床的有用性への理解を深めることができるだろう。両社の補完的な能力を組み合わせ、日本の患者さんの治療成績を向上させるため強力な技術を推進するこの重要なパートナーシップを非常に嬉しく思います。」と述べています。

実績のあるイルミナ社のsequencing by synthesis(SBS)技術を利用したMiSeq™Dx システムは、正確な診断検査を創出するツールを栄研化学に提供します。このパートナーシップは、まずは非小細胞肺がん(NSCLC)患者の管理をサポートする次世代シーケンサーを用いた体外診断キットにフォーカスします。

イルミナ社 アジアパシフィック&ジャパン担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー GaretchenWeightman は、このパートナーシップは日本の患者さんや臨床現場にとって重要なマイルストーンになると説明しています。

「イルミナ社の包括的技術が栄研化学の専門技術と組み合わさることで、NGS の能力を臨床診断に取り入れ、患者さんの治療成績を向上させるという当社のコミットメントを示すものとなる。」とWeightman は述べています。

栄研化学は、「ヘルスケアを通じて人々の健康を守ります。」の経営理念のもと、人々の健康と生活をサポートする製品を今後も提供し続けます。

英語原文はこちら

イルミナ社について
イルミナ社はイノベーションに注力することで、DNAシーケンシングおよびアレイベースのテクノロジーのグローバルリーダーとしての地位を確立し、研究、臨床、および応用市場の顧客にサービスを提供しています。製品は、ライフサイエンス、腫瘍学、リプロダクティブヘルス、農業、およびその他の新興分野でのアプリケーションに使用されています。

<本件に関するお問い合わせ先>
栄研化学株式会社 サステナビリティ推進部
Tel: 03-5846-3379
Email: koho@eiken.co.jp

Illumina Inc
Dr. Karen Birmingham <kbirmingham@illumina.com>

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