データの増加、費用の削減、ランタイムの短縮

均一間隔のクラスターと均一サイズのナノウェルがシーケンスのクオリティと効率を向上させます。

整列化フローセル技術

イルミナの革新的な整列化フローセル技術は、幅広いシーケンスアプリケーションに適した卓越したレベルのスループットを実現します。 整列化フローセルでは、クラスター形成に独特なナノウェルが使用されており、フローセル表面がより効率的に使用されるようになっています。 この最先端のフローセルデザインは、データ出力の増加、費用の削減、およびランタイムの短縮に貢献します。

整列化フローセルを見る
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この3Dビデオでは、イルミナの革新的な整列化フローセルがイルミナのSBSテクノロジーといかに併用されるかをご覧いただけます。

整列化フローセルには、両表面の固定位置に数十億のナノウェルが並んでいます(図1)。 この構造化された機構により、シーケンスクラスターは均一な間隔で配置され、非整列化クラスター形成と比べて大きな利点をもたらします。

  • クラスターはナノウェル内でのみ形成できるため、フローセルでオーバーロードが発生しにくくなり、幅広いライブラリー密度に対応できるようになります。
  • ナノウェルは正確に配置されているためクラスター位置のマッピングが不要になり、各シーケンスランで数時間単位の節約ができます。
  • クラスター密度が高くフローセルあたりの利用可能なデータが増えるため、シーケンスランのギガベース(Gb)あたりの費用を削減できます。
独特な規則化されたナノウェルデザイン
テクノロジーを理解する

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革新的な整列化フローセル技術や、データスループットとランスピードを劇的に向上させるその技術の詳細をご覧ください。

テクニカルノートを読む

整列化フローセルは半導体製造技術を用いて生産されます。 最適なクラスター間隔を得るために、整列化されたナノウェルは原料のガラス製基盤の表面にエッチングされます。 各ナノウェルには、クラスター形成で増幅するために調製したDNA鎖を捕捉するためのDNAプローブが含まれています。 ナノウェル間の領域にはDNAプローブがありません。

このプロセスにより、DNAクラスターが確実にナノウェル内でのみ形成されるようになり、隣接するクラスター間の均一かつ一貫した間隔が保たれ、画像取得においてクラスターを正確に分離することが可能になります。 フローセル表面を最大限に使用することで、クラスター形成率が全体的に高まります。

イルミナ独自の排他的増幅クラスター形成法により、データ出力がさらに増加します。 排他的増幅ケミストリーにより、クラスター形成においてシーディング(ナノウェルへのDNA鎖の付着)と増幅を同時に行うことが可能になるため、1つのクラスターで複数のライブラリーフラグメントが増幅する可能性が低下します。 この方法では、1つのDNAテンプレートに由来するDNAクラスターで占められるナノウェルの数が最大限になるため、各ランから得られる利用可能なデータ量が増えます。

HiSeq X Tenシステムで開発された整列化フローセルテクノロジーにより、1000ドルのヒトゲノムなどデータ量の多いアプリケーションの費用効率が高まります。 HiSeq 3000/HiSeq 4000システムは、多種多様なゲノムアプリケーションに整列化フローセルを用いた最初のイルミナシーケンサーでした。

NovaSeqシリーズでは、最新の高性能画像法が次世代のイルミナ整列化フローセルテクノロジーと統合されています。 最新のNovaSeqフローセルデザインでは、ナノウェル間のスペースがさらに小さくなっているため、クラスター密度とデータ出力が著しく高まっています。

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