2015年11月3日
オレゴン州立大学のゲノム研究・バイオコンピューティングセンター(OSU)の研究者は、学校のマスコットであるアメリカのビーバーのゲノムをシーケンスする最初のPAC-12大学プログラムになることを目指しています。
“アメリカンビーバーゲノムのシーケンスにより、環境と生物種の保全が向上することを願っています”と、ゲノム研究・バイオコンピューティングセンターのディレクターであるBrett Tyler氏は述べました。“生物の生存に不可欠な行動の生物学的根拠と、ダムの建設や木材の消化能力など、森林や河川の生態系への貢献を理解するのに役立ちます。”
ゲノミクス、バイオインフォマティクス、動物生物学、微生物学、野生生物生物学、森林および河川生態学の専門知識を持つ学際的な研究チームを活用して、チームはイルミナのHiSeq 3000シーケンスシステムを使用して、オレゴン動物園に住むアメリカのビーバーであるFilbertから取得した血液サンプルをシーケンスします。
Tyler博士は、このプロジェクトはより広いコミュニティでゲノム科学の認知度を高める楽しい方法でもあります。
PAC-12以外のいくつかの大学は、以前はマスコットDNAのシーケンスプロジェクトやコラボレーションに携わってきました。バナナスラグのシーケンスを行ったカリフォルニア大学サンタクルーズ校の研究者や、ターキーゲノムのシーケンスを行ったバージニア工科大学の研究者を含む国際チームなどです。
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