カリフォルニア州サンディエゴ--(BUSINESS WIRE)--2019年3月29日-- Illumina, Inc.(NASDAQ: ILMN)は本日、ドイツのデュッセルドルフ地方裁判所において、BGIグループの子会社Latvia MGI Tech SIAに対して特許侵害訴訟を提起したことを発表しました。本件訴訟は、BGISeq-500、MGISeq-2000、関連する化学試薬を含むBGIシーケンス製品が、欧州特許第1 530 578(B1)号を侵害していることを理由に申し立てたものです。本特許は、イルミナの保有する技術sequencing-by-synthesis(SBS)ケミストリーに適用されています。
イルミナのシニアバイスプレジデント兼法務顧問であるCharles Dadswellは次のように述べています。「特許技術の無断使用や侵害使用は容認できるものではありません。イルミナは、世界各地の知的財産ポートフォリオで知的財産所有者としての権利が認められているとおり、業界をリードするシーケンス技術に費やしてきた大規模な投資を守るために今回の訴訟を起こしました。今後も状況を監視し、特許が侵害された場合は必要に応じて特許訴訟を提起する所存です。」
欧州特許第1 530 578(B1)号は数ある特許のうちの1つで、イルミナのシーケンス技術を保護しています。本特許は異議申立手続きにおいて、欧州特許庁によりその有効性が支持されました。また、本特許に相当する米国特許でも、当事者系レビュー(No. IPR2017-02172およびIPR2017-02174)において、BGIおよび子会社であるComplete Genomics, Inc.の異議申し立てが退けられ、米国特許審判部(PTAB)の支持を受けました。
イルミナについて
イルミナは、ゲノムのパワーを解き明かすことにより、人々の健康を改善することを目指しています。革新的な取り組みに注力することにより、研究、臨床、および応用市場でお客様に製品を提供しながら、DNAシーケンスおよびアレイベースの技術におけるグローバルリーダーとしての地位を確立してきました。私どもの製品は、ライフサイエンス、腫瘍学(がんゲノム)、生殖医学や遺伝医学、農業およびその他新たなセグメントでの応用に利用されています。詳細は、jp.illumina.com をご覧いただくか @illumina をフォローしてください。
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