フローセルタイプ | SP | S1 | S2 | S4 |
---|---|---|---|---|
1 × 35 bp | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 280~350 Gb |
2 × 50 bp | 65~80 Gb | 134~167 Gb | 333~417 Gb | 該当なし |
2 × 100 bp | 134~167 Gb | 266~333 Gb | 667~833 Gb | 1600~2000 Gb |
2 × 150 bp | 200~250 Gb | 400~500 Gb | 1000~1250 Gb | 2400~3000 Gb |
2 × 250 bp** | 325~400 Gb | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
* 対応しているクラスター密度でのイルミナPhiX コントロールライブラリーに基づく仕様。
**最大リード長。
フローセルタイプ | SP | S1 | S2 | S4 |
---|---|---|---|---|
シングルエンドリード | 6億5千万~8億 | 13億~16億 | 33億~41億 | 80憶~100憶 |
ペアエンドリード | 13億~16億 | 26億~32億 | 66億~82億 | 160憶~200憶 |
フローセルタイプ v1.5試薬キット |
SP | S1 | S2 | S4 |
---|---|---|---|---|
クオリティスコア | ||||
1 × 35 bp | 1 × 35 bpでは、Q30以上の塩基が90%以上 | |||
2 × 50 bp | 2 × 50 bpでは、Q30を超える塩基が90%以上 | |||
2 × 100 bp | 2 × 100 bpでは、Q30を超える塩基が85%以上 | |||
2 × 150 bp | 2 × 150 bpでは、Q30以上の塩基が85%以上 | |||
2 × 250 bp | 2 × 250 bpでは、Q30以上の塩基が75%以上 | |||
ランタイム | ||||
1 × 35 bp | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 約14時間 |
2 × 50 bp | 約13時間 | 約13時間 | 約16時間 | 該当なし |
2 × 100 bp | 約19時間 | 約19時間 | 約25時間 | 約36時間 |
2 × 150 bp | 約25時間 | 約25時間 | 約36時間 | 約44時間 |
2 × 250 bp | 約38時間 | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
フローセルタイプ v1.0試薬キット |
SP | S1 | S2 | S4 |
---|---|---|---|---|
クオリティスコア | ||||
2 × 50 bp | 2 × 50 bpでは、Q30以上の塩基が85%以上 | |||
2 × 100 bp | 2 × 100 bpでは、Q30以上の塩基が80%以上 | |||
2 × 150 bp | 2 × 150 bpでは、Q30以上の塩基が75%以上 | |||
2 × 250 bp | 2 × 250 bpでは、Q30以上の塩基が75%以上 | |||
ランタイム | ||||
2 × 50 bp | 約13時間 | 約13時間 | 約16時間 | N/A |
2 × 100 bp | 約19時間 | 約19時間 | 約25時間 | 約36時間 |
2 × 150 bp | 約25時間 | 約25時間 | 約36時間 | 約44時間 |
2 × 250 bp | 約38時間 | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
* クオリティスコア(Q-score)とは、ベースコーリングにおけるエラーの発生率を予測するものです。Q30以上の塩基のパーセンテージは全体のランの平均です。クオリティスコアは、NovaSeq 6000システムで、イルミナのPhiXコントロールライブラリーを使用したNovaSeq試薬キットのランに基づきます。パフォーマンスはライブラリータイプやクオリティ、インサートサイズ、ローディング濃度およびその他の実験要因に応じて変わることがあります。
† ランタイムには、クラスター形成、シーケンス、およびベースコールが含まれます。ランタイムは、同じ種類の2つのフローセルに基づいて計算されます。2種類の異なるフローセルを使用する場合は、ランタイムに影響が出ます。
フローセルタイプ | SP | S1 | S2 | S4 |
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ラン当たりのヒトゲノム | 約4 | 約8 | 約20 | 約48 |
ラン当たりのエクソーム | 約40 | 約80 | 約200 | 約500 |
ラン当たりのトランスクリプトーム | 約32 | 約64 | 約164 | 約400 |
*すべてのサンプルスループットは、デュアルフローセルのランに基づく概算値です。ヒトゲノムは、30xゲノムカバレッジを達成するために、1サンプル当たり>120 Gb超のデータを想定してます。エクソームでは、約8Gb/100xを想定しています。トランスクリプトームでは50Mリード以上を想定しています。スループットは、使用されるライブラリー調製キットに応じて変わります。
NovaSeq 6000システムは、実績あるイルミナSBSテクノロジーを採用し、精確なデータと安定した性能を提供します。SBSケミストリーは、蛍光標識したヌクレオチドを使用する可逆的ターミネーター法を使用します。この手法では、伸長しているDNA鎖に取り込まれる塩基を1塩基単位で検出し、数十億もの配列を並行して読み取ります。
NovaSeq 6000シリーズは、パターン化フローセルテクノロジーを採用しており、幅広いシーケンスアプリケーションに対応する驚異的なレベルのスループットを生成します。パターン化フローセルでは数十億ものナノウェルが固定された位置に存在するため、クラスター間隔が調整できます。これにより、シーケンスリード数とシステムの総出力を飛躍的に向上させることができました。