2023年9月27日
イルミナでは、ゲノムの持つパワーを解き放つことによって人間の健康を改善するというミッションが、ビジネス上の意思決定から企業市民プログラム活動に至るまで、私たちの行動すべての指針となっています。当社の従業員は、自分たちが生活し、事業を展開している地域のコミュニティに還元することに尽力し、当社が掲げているミッションに結びつけることに情熱を注いでいます。そして、私たちは労を厭いません。
このハイキングは、Stelvio for Life財団の認知度と資金調達を目的としたものでした。この財団は、オランダのがん個別化治療センター（CPCT）が実施するがん研究を支援するという取り組みにおいて揺るぎない存在です。この研究の中核にあるのは、DNA解析の持つパワーを利用してがん治療に革命をもたらす方法を追求することです。ここ数年で、CPCTは、Hartwig医療振興財団が実施した全ゲノムシーケンス（WGS）によって特定されたあるDNA変異に基づき、患者を標的治療とマッチングさせた全国的臨床研究活動であるDrug Rediscovery Protocol試験を含む、画期的な研究を実施してきました。
これらのイニシアチブは、がん患者に個々の遺伝子構造に合わせてカスタマイズされたより効果的な治療の選択肢を提供するという大きな可能性を実証してきました。実際に、CPCTによって生成されたエビデンスは、一次検診では検出されないがんに直面している患者への標準治療としてWGS費用を償還するというオランダ政府の決定の根拠となりました。
2023年のハイキングによって、さまざまな地域から、さまざまなバックグラウンドを持つ参加者が集まり、共通の目的のもとで団結することができました。イルミナの11人の従業員が見せたものと同じ献身は、参加した何百人もの他の人々を感化し、がんに対する革新的なソリューションを見つけるという国際社会のコミットメントの強さをさらに強調することになりました。
「すばらしい数日間でした」オランダに拠点を置くイルミナのエグゼクティブセールススペシャリスト、Chris Zwanenburg氏は述べています 「誰もがこの巨大な山を登りきるという強い意気込みを持っていました。イルミナのバナーとロゴがあちこちに掲げられ、とても誇らしく思いました。それは、従業員と会社の両者がこのすばらしい理念を大切に思い、支援しているのだという明確なメッセージとなっていました」
同様に、結果は財務面でも非常に目を引きました。参加者は、標高1 m登るごとに1ユーロを寄付するよう奨励され、このイベントでがん研究のために合計23,000ユーロが集まりました。このステルヴィオ峠を登る旅は、イルミナ企業財団および企業の社会的責任（CSR）プログラムが、人々の健康、コミュニティ、そして地球に対する当社の影響をさらに拡大するというコミットメントに沿ったものです。
イルミナのCSRイニシアチブは、金銭的な貢献にとどまりません。従業員は、ボランティア、マッチング寄付プログラム、ボランティアに対する報酬を通じて積極的にコミュニティへの還元に取り組んでいます。これにより、従業員は個人的な共感を持ち、Stelvio for Lifeのような会社のミッションに沿った理念につながることができます。このイベントは参加者と寄付した人々に対し、共通の目的のもと団結すれば、すべてのがん患者のためにより良い未来を創造するために尽力できるということを証明しました。
