日時 | 2023年3月18日(土)11:55 ~ 12:55 |
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会場 | 第2会場(アクリエひめじ2F 中ホール) |
座長 | 中村 昇太 先生 大阪大学微生物病研究所 感染症メタゲノム研究分野 |
演題 | 都市マイクロバイオーム: 人工環境におけるショットガン・メタゲノム |
演者 | 鈴木 治夫 先生 慶應義塾大学環境情報学部 |
要旨 | 微生物感染症の増加要因として、抗菌薬耐性、都市化、交通機関による国際的な人の移動などが挙げられる。人の健康に配慮した都市や人工環境の設計には、国際的な連携による都市マイクロバイオームのモニタリングとデータ共有が必要である。MetaSUB (Metagenomics and Metadesign of the Subways and Urban Biomes) 国際コンソーシアムは、都市のマイクロバイオームを世界規模で調査するために 2015 年に設立され、2015 年から 2017 年の3 年間で、32 カ国 60 都市の人工環境(地下鉄の駅など)の表面から約5,000 サンプルを収集し、ショットガン・メタゲノムシーケンスによる解析を実施した。本講演では、MetaSUB 国際コンソーシアムのこれまでの取り組みによって明らかになった世界の都市のマイクロバイオームと、COVID-19 パンデミック下やマスギャザリングイベント前後の都市マイクロバイオームに関する研究など現在の取り組みについて紹介する。 |