詳細

ヒト疾患の理解には、発症前から健康情報を収集する前向きコホートに基づく長期的な追跡調査が不可欠であり、その基盤としてゲノム情報は既に重要な役割を果たしている。一方で、疾患機序の解明にはオミクス情報の統合が依然として大きな課題である。これに対してToMMoでは、15万人規模の前向きコホートを構築し、ほぼ全員のSNPアレイ解析および12万人の全ゲノム解析を完了するとともに、約8万サンプルのメタボローム解析を実施してきた。現在はプロテオーム解析の大規模実装に向け、各種標的解析手法でのプロテオーム解析に加え、質量分析による非標的解析など複数手法の比較検討を進めている。今後はスループットや再現性を踏まえた最適手法の選定とともに、プロテオームコンソーシアムの構築を通じて基盤の高度化を目指す。

東北大学 大学院情報科学研究科 教授
東北メディカル・メガバンク機構 筆頭副機構長
木下 賢吾 先生

1999年京都大学大学院理学系研究科博士課程修了。その後、阪大蛋白研、横浜市大、東大医科研を経て2009年10月より東北大学 大学院情報科学研究科教授(現職)。2012年より東北メディカル・メガバンク機構兼務、2016年より同副機構長、2025年10月より筆頭副機構長。2019年より未来型医療創成センター副センター長兼務。現在に至る。

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日時
2026/07/22
Location
Japan
Asia
Presenter
東北大学 大学院情報科学研究科 教授
東北メディカル・メガバンク機構 筆頭副機構長
木下 賢吾 先生
Topic
Complex disease genomics
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