MiSeqDx システムの仕様

MiSeqDx システムは、正確で信頼できるデータを得るために性能を検証済み

MiSeqDx Specifications

リード長 2 × 150 bp
出力(2 x 150 bpラン) ≥ 5 Gb
パスフィルターしたリード ≥ 1500万
Q30スコア(2 × 150 bpのリード長) ≥ 80%
所要電源 100–240V AC(50/60Hz)、10A、400W
RFID周波数 13.56 MHz
RFID電源 100 mW
スループット 1–96サンプル/ラン(アッセイ内容に依存)
LED 520、660 nm
温度 移送および保管:-10°C~40°C 操作条件:19°C~25°C
湿度 移送および保管:30~75%の相対湿度、非結露
幅×奥行×高さ 68.6 cm × 56.5 cm × 52.3 cm(27.0インチ × 22.2インチ × 20.6インチ)
重量 54.5 kg(120ポンド)
梱包重量 90.9 kg(200ポンド)
ベースユニット Intel Core i7-7700 2.9 GHz CPU
メモリー 2 × 8 GB(DDR3 SO-DIMM)
ハードドライブ 2 × 1 TB
オペレーティングシステム Windows 7 embedded standard または Windows 10

表示する仕様は診断(Dx)モードで使用する場合の仕様です。MiSeqDx システムを研究(RUO)モードで使用する場合、研究用仕様をご確認ください。

MiSeqDx System Specification Sheet

MiSeqDx システムのデータシート

臨床検査室環境向けにデザインされた本装置は、小型(設置面積約0.3平方メートル)かつ簡便なワークフローを誇り、臨床検査室のニーズに合わせたデータ出力が可能です。

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1塩基合成(SBS)テクノロジー

MiSeqDx システムでは、イルミナの実績あるSBSテクノロジーを採用してい るため、さまざまなアプリケーションで傑出した高品質かつ高精度なデータが 得られます。SBS法では、蛍光標識したヌクレオチドを使用する可逆的ターミ ネーター法により、伸長しているDNA鎖に取り込まれる塩基を1塩基単位で検 出します。

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ペアエンドシーケンステクノロジー

ペアエンドシーケンスでは、DNA断片の両端をシーケンスします。各ペアリ ード間の距離は既知であるため、この情報をアライメントアルゴリズムに反映 させることで、反復領域のリードをより正確にマッピングできます。その結 果、リードのアライメント効率が大幅に改善されます。これは、シーケンスが 困難なゲノムの反復領域間で特に有効です。

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