NextSeq 550Dx システムの仕様

医療機器の信頼性および一貫性

NextSeq 550Dx システムの仕様

リード長 150bp × 2
出力 90 Gb以上
合計ラン時間* 35時間以下
スループット 8~96サンプル/ラン(アッセイに応じて変動)

* クラスター形成、150 bp × 2 のデュアルインデックスされたシーケンス、試薬パージ、およびポストランウォッシュを含む。

リード数 600 M以上のペアエンドリード
Q30以上の塩基 75%以上
総精度 – 体細胞バリアントコーラー99.98%以上
総精度 – 生殖細胞バリアントコーラー99.99%以上

† 23の別々のクロモソームに亘って約13,000塩基を網羅し、幅広いGC含量(18%~87%)、インデル(最大25塩基対)、およびホモポリマー(7~13ヌクレオチド)を含む広範囲にわたる遺伝子を調べるためにデザインされた、代表的なアッセイを用いた場合。

電源要件 100–240 V AC @ 50/60 Hz、600 W (最大)
RFID無線 13.56 MHz
RFID電力 200 mW
LED 520 nm、650 nm。レーザーダイオード:780 nm、Class IIIb
レーザー Class 33Bダイオードが埋め込まれたClass 31レーザー製品
温度 輸送および保管:-10 ~ 50°C.
操作条件:ラボ温度は19 ~ 25°C(22°C±3°C)に維持すること。
RFID無線 13.56 MHz
幅×奥行×高さ 54 cm × 69 cm × 58.5 cm
重量 84 kg(186 lbs)
梱包重量 163 kg(360 lbs)
本体 Dual Intel® Xeon® E5-2648L v3
CPU 1.8 GHz
メモリ 128 GB
ハードドライブ 2 × 2 TB
オペレーティングシステム Windows 10

ここに記載する仕様はクリニカルモードで使用される場合のものです。NextSeq 550Dx システムをリサーチモードで使用する場合にのみ適用される研究モード限定仕様はこのリンクからご確認いただけます。

NextSeq 550Dxシステムスペックシート

NextSeq 550Dx システムスペックシート

NextSeq 550Dx システムのワークフローと柔軟性の詳細をご覧ください。1つの装置でIVD検査と臨床研究を実施できます。

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Sequencing by Synthesisテクノロジー

NextSeq 550Dx システムでは、複数のアプリケーションにおいて精度の高いデータを取得し、堅牢な性能を発揮するために、イルミナの実績あるSequencing by Synthesis(SBS)テクノロジーを採用しています。SBS法では、蛍光標識したヌクレオチドを使用する可逆的ターミネーター法により、伸長しているDNA鎖に取り込まれる塩基を1塩基単位で伸長させて検出します。

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2チャネルSBSテクノロジー

NextSeq 550Dx システムでは、2チャネルSBSケミストリーを用いて効率的なシーケンスとデータ生成を実現します。2チャネルSBSでは、イルミナのシステムが誇る卓越した高い品質と精度を実現しながらサイクル数を減らし、データ処理時間を短縮することができます。

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NextSeq 550Dx システムの使用目的

日本:
NextSeq 550Dx システムは生体試料から抽出した核酸分子の配列情報を解析する装置です。

米国:
NextSeq 550Dx システムは、装置上で体外診断(IVD)アッセイが行われている状況下で使用する場合、末梢全血またはホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織から抽出したヒトゲノムDNAから調製されたDNAライブラリーのターゲットシーケンスを目的としています。NextSeq 550Dx システムは、全ゲノムシーケンスやde novoシーケンスでの使用を意図していません。NextSeq 550Dx システムは、登録・記載済みの認可/承認済みのIVD試薬および解析ソフトウェアと併用されるものです。

欧州連合:
NextSeq 550Dx システムは、装置上で体外診断(IVD)アッセイが行われている状況下で使用する場合、DNAライブラリーのシーケンスを目的としています。NextSeq 550Dx システムは、登録、認証、または承認された特定のIVD試薬および解析ソフトウェアと併用されるものです。