2018年11月8日
Blue Cross Blue Shield Association(BCBSA)とIllumina, Inc.は本日、患者さんが個別化医療へのアクセスを拡大できるよう、全国でDNAシーケンス技術、遺伝子検査、プレシジョンメディシンの可用性と臨床的理解を判断するための重要なパートナーシップを発表しました。
プレシジョンメディシンは、疾患の治療と予防に対する考え方を変革しています。Blue Cross Blue Shield Associationの上級副社長兼最高医務責任者であるTrent Haywood博士は、医療を万能なアプローチとは見なせませんでした。イルミナとのパートナーシップを通じて、プレシジョンメディシンがどのように使用されているかをよりよく理解できるようになり、すべてのアメリカ人がそれぞれの健康ニーズに合わせた救命治療を受けられるようにすることで、不平等を回避することができます。
BCBSAとイルミナは、独自のデータ機能を活用して、国内のDNAシーケンスとゲノム検査の使用と可用性を分析し、人々がこれらのサービスにアクセスできる領域とアクセスが制限されている領域を特定することを計画しています。このコラボレーションの一環として、2つの組織はレポートを作成し、人々がこのテクノロジーから最も恩恵を受けるであろう分野の医療提供者にプレシジョンメディシン教育プログラムを提供します。
“医療提供者は次世代シーケンスの臨床的正確性と有用性の両方について教育を受ける必要があると理解しています”と、イルミナの最高医療責任者兼上級副社長であるPhillip G. Febbo, M.D.は述べました。“イルミナはこの重要なイニシアチブでBCBSAと協力できることを嬉しく思っています。この取り組みは医療従事者と患者の双方にプラスの影響を与えると信じています。”
プレシジョンメディシンの利用に関する共同レポートは、2019年初頭までに完了する予定です。