サンディエゴ―(BUSINESS WIRE)―Illumina, Inc. (NASDAQコード: ILMN)は、本日、米国カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所が、MGI Tech Co., Ltd.、Complete Genomics Inc.、BGI Americas Corp.、MGI Americas Inc.を含むBGIグループ各社に対し、予備的差止命令を発令したことを発表しました。この予備的差止命令は、イルミナがBGIに対して提起した2件の特許権侵害訴訟(Case No. 3:19-cv-03770(2019年6月提訴)、およびCase No. 3:20-cv-01465(2020年2月提訴))において発令されたものです。
今回の予備的差止命令により、BGIは同社のシーケンス装置および関連する試薬を米国で発売することが禁止されます。また、標準および「CoolMPS」ケミストリーのいずれも供給、使用、販売することが禁じられます。
イルミナのシニアバイスプレジデント兼法務顧問であるCharles Dadswellは、次のように述べています。「裁判所の決定は喜ばしいことです。BGIがイルミナの特許が取得されているシーケンスケミストリーを明らかに模倣していることが認められました。イルミナの特許は、当社と研究者たちの懸命な努力と献身、そして投資の結果得られたものです。この特許技術により業界に変革が起こり、シーケンスコストが大幅に削減されました。」
予備的差止命令は、米国特許(No. 7,541,444、7,566,537、7,771,973、 9,410,200、10,480,025)に基づくものです。これらの特許は、イルミナの特許が取得されているSequence by Synthesis(SBS)ケミストリーに適用されています。関連する特許訴訟については、デンマーク、フィンランド、ドイツ、スウェーデン、スイス、トルコ、英国で現在審理が行われています。米国での公判は2021年5月25日に開始される予定です。
イルミナについて
イルミナは、ゲノムのパワーを解き明かすことにより、人々の健康を改善することを目指しています。革新的な取り組みに注力することにより、研究、臨床、および応用市場でお客様に製品を提供しながら、DNAシーケンスおよびアレイベースの技術におけるグローバルリーダーとしての地位を確立してきました。私どもの製品は、ライフサイエンス、腫瘍学(がんゲノム)、生殖医学や遺伝医学、農業およびその他の新たなセグメントでの応用に利用されています。イルミナ製品についての詳細はこちらから:jp.illumina.com、またはwww.facebook.com/illuminakk/でフォローしてください。
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