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NGSを利用した解析技術は多様なアプリケーションの登場とともに進化を続け、より大規模なシーケンスデータが要求される時代となっている。一方で、これらの技術革新により、従来法では到達できなかった深い階層の生命情報を容易に取得できるようになった。本講演では、我々が進める新規がん免疫療法の開発プロセスを例に、最先端のNGS技術の実践的な利用価値について紹介する。

本研究では、標的分子マーカーの探索にSingle cell RNA-seqを、制御性T細胞除去に伴う免疫環境の解明にSpatial transcriptome解析を用いている。さらに治療適応を層別化するコンパニオン診断として、Whole genome bisulfite-seqを用いた独自ツールの開発もおこなっている。本講演を通して、多様なNGS技術がどのように多角的なデータをもたらし、臨床開発を牽引するのかを概説したい。

大阪大学医学系研究科 特任教授
大倉 永也 先生

平成元年に名古屋大学大学院農学研究科博士課程前期課程を修了後、同年テルモ株式会社研究開発センター医科学研究所に研究員として入社。平成9年には名古屋大学農学部において博士号(論文学位)を取得し、同年より国立がんセンター研究所細胞増殖因子研究部の研究員として勤務。その後、平成15年に同研究所腫瘍内分泌プロジェクトの主任研究員に就任した。さらに平成20年には大阪大学免疫学フロンティア研究センター実験免疫学分野の特任准教授を務め、平成26年より大阪大学大学院医学系研究科基礎腫瘍免疫学共同研究講座の特任教授に着任し、現在に至る。

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日時
2026/07/22
Location
Japan
Asia
Presenter
大阪大学医学系研究科 特任教授
大倉 永也 先生
Topic
Cancer research
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