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*このウェビナーは、第96回日本細菌学会総会イルミナランチョンセミナーで録画されたものです。

微生物感染症の増加要因として、抗菌薬耐性、都市化、交通機関による国際的な人の移動などが挙げられる。人の健康に配慮した都市や人工環境の設計には、国際的な連携による都市マイクロバイオームのモニタリングとデータ共有が必要である。MetaSUB (Metagenomics and Metadesign of the Subways and Urban Biomes) 国際コンソーシアムは、都市のマイクロバイオームを世界規模で調査するために2015年に設立され、2015年から2017年の3年間で、32カ国60都市の人工環境(地下鉄の駅など)の表面から約5,000サンプルを収集し、ショットガン・メタゲノムシーケンスによる解析を実施した。本講演では、MetaSUB国際コンソーシアムのこれまでの取り組みによって明らかになった世界の都市のマイクロバイオームと、COVID-19パンデミック下やマスギャザリングイベント前後の都市マイクロバイオームに関する研究など現在の取り組みについて紹介する。

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日時
2023/04/07
Location
Japan
Asia
Presenter
座長
中村 昇太 先生
大阪大学微生物病研究所 感染症メタゲノム研究分野

演者
鈴木 治夫 先生
慶應義塾大学環境情報学部
Topic
Microbial Genomics
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