フローセルタイプ | リード長 | 出力 | 1ランあたりのリード数(‡) | ランタイム | データ品質(¶) |
---|---|---|---|---|---|
S2 | 2 x 150 bp | ≥ 1 Tb | ≥ 6.67 B | 40時間以下 | ≥ 85% Q30 |
S4 | 2 x 150 bp | ≥ 3 Tb | ≥ 20 B | 45時間以下 | ≥ 85% Q30 |
• Illumina DNA Prep with Enrichment Dx(日本では販売はありません)で作成されたライブラリー
† RUOモードでの性能パラメーターについては、NovaSeq 6000 システムの仕様を参照してください。
‡ フローセルごとのペアエンドリード
¶ Q30のクオリティスコアは、1000ベースコールあたりのエラー数1に相当します。
表示する仕様は診断(IVD)モードで使用する場合の仕様です。NovaSeq 6000Dx システムを研究(RUO)モードで実行する場合にのみ適用される研究モードの仕様のみを示しています。
各NovaSeq 6000Dx システムには、一組になって提供されるDRAGEN サーバーが付属しており、二次解析を加速するためのライセンスが含まれています。
NovaSeq 6000Dx システム用のIllumina Run managerは、シーケンスシステムと完全に統合されています。この直感的なインターフェースは、装置上またはリモートでアクセスでき、DRAGEN サーバー上のユーザーおよび機器の管理、アプリケーション構成、ランセットアップ、二次解析モジュールを制御できます。IVDおよびRUOモードで、シーケンスランを計画および開始し、オーディットトレイルでライブラリーを追跡し、ランの進捗状況を監視します。
NovaSeq 6000Dx システムは、実績あるイルミナSBSテクノロジーを採用しています。SBSケミストリーは、蛍光標識したヌクレオチドを使用する可逆的ターミネーター法を使用します。この手法では、伸長しているDNA鎖に取り込まれる塩基を1塩基単位で検出し、数十億もの配列を並行して読み取ります。
NovaSeq 6000Dx システムは、パターン化フローセルテクノロジーを取り入れ、幅広いシーケンスアプリケーションのための高レベルのスループットを生成します。パターン化フローセルでは数十億ものナノウェルが固定された位置に存在するため、クラスター間隔が調整できます。これにより、シーケンスリード数とシステムの総出力を飛躍的に向上させることができました。