第48回日本分子生物学会年会では、12月3日(水)に東京大学大学院新領域創成科学研究科の松田浩一先生お招きし、プロテオームプラットフォーム間検証および疾患バイオマーカー探索についてのランチョンセミナーを開催します。
弊社ブースでは、昨年発売されたMiSeq i100シリーズのデモ機を展示し、MiSeq i100シリーズでご利用いただける関連アプリケーションについても詳細情報をご紹介します。また、アンケートにご回答いただいた方には、謝礼としてイルミナオリジナルグッズを差し上げます。
マルチオミクスを駆動するイルミナ新技術とプロテオームバイオマーカー探索
日時 | 12月3日(水)13:00-13:50 |
---|---|
会場 | 第15会場(パシフィコ横浜 会議センター 5階 501) |
演題1 | プロテオームプラットフォーム間検証および疾患バイオマーカー探索 |
演者1 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科 松田 浩一 先生 |
要旨1 | 近年、ゲノム創薬などを目的としてProteome解析、メタボローム解析が広く実施され、海外ではUKバイオバンクなどで50万人規模の解析が進んでいる。Proteome解析には、RNA aptamerとarrayテクノロジーを用いたSomascan、PEA法に基づくOlinkHTが製品化され、大規模解析などに広く活用されている。さらにイルミナ社よりRNA aptamerに付加したバーコード配列に基づく新しいProteomeシステム(Illumina Protein Prep, IPP)が開発されている。我々は、プラットフォーム間の比較検討のために、市販前のIPPのプロトタイプ、Olink HT、およびSomascanシステムを75例の同一血漿検体を用いて解析した。比較検証結果を本セミナーでは紹介するとともに、がんおよびその基礎疾患を対象として、バイオバンク・ジャパンの検体を用いて進めている疾患バイオマーカー探索の成果についてお示しする。 |
セミナーの冒頭に、イルミナ株式会社 仲 健太より「Illumina イノベーションロードマップ」と題して企業講演を行います。