抗体・ペプチドのファージライブラリからの特異的バインダーの同定において、NGSデータの活用は極めて有効である。我々は、標的分子に対するバイオパンニングの前後のファージ集団の、NGSデータから得られる抗体・ペプチドのアミノ酸配列の出現頻度の変化を比較することで、特異的バインダー配列を特定するプログラムSOPRA(Sequence Ordering Program Ranked by Amplification factor)を開発した。本セミナーでは、実際の抗体・ペプチドライブラリから、標的分子に特異的に結合するバインダーの特定する際の、SOPRAの活用法を紹介したい。
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