この特集記事では、インド・ムンバイのP.D. Hinduja Hospital and Medical Research Centreにおいて、Dr. Camilla RodriguesがNGSを活用して薬剤耐性結核(DR-TB)に取り組む様子をご紹介します。
結核(TB)サーベイランスは、COVID-19に次いで世界で2番目に多くの命を奪っているこの感染症の根絶に向けた重要な一歩となります。1 結核菌(Mtb)を含む結核菌群(MTBC)の細菌によって引き起こされる結核は、治療可能な疾患である一方、薬剤耐性結核(DR-TB)は依然として公衆衛生上の危機であり、保健安全保障上の脅威となっています。1 ゲノムベースの結核サーベイランスは、以下の分野において公衆衛生当局を支援します。
- Mtbおよび非TB種の検出
- 結核の薬剤耐性の特性評価
- 伝播経路の追跡
- 既存および新規治療法に抵抗性を示す新規変異による、マイコバクテリウムの進化のモニタリング
次世代シーケンサー(NGS)を活用することで、より迅速かつ確信を持って感染拡大に対処することが可能になります。