日時 | 4月22日(木)14:30 ~ 15:20 オンデマンド配信期間:5月17日(月)~ 6月28日(月) |
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会場 | 第3会場(コンコードボールルームB) *ライブ中継とオンデマンド配信は右記の公式HPよりアクセスしてください。 |
座長 | 東京大学大学院医学系研究科 次世代病理情報連携学講座 佐々木 毅 先生 |
講演 | ゲノム病理診断の確立を目指して;がんゲノム検査のLDTとしての運用について |
演者 | 慶應義塾大学医学部 腫瘍センターゲノム医療ユニット 西原 広史 先生 |
要旨 | 日本においては2019年に二つのがんゲノムプロファイリング検査が保険償還され、がんゲノム医療の本格導入が始まった。しかし、検査実施数は年間2-3万件に留まり、年間100万人新規発症するがん患者を網羅する体制には遠く及んでいない。こうした状況を打破する一つの方法として、LDTとしてがんゲノム検査を院内検査として実施することが期待されている。しかし、日本の保険医療制度の中でこうしたLDTを普及させるためには、精度管理やコスト請求、コンパニオン診断との整合性など、解決しなければならない課題が山積している。本講演では、慶應で実施してきたPleSSision-Rapid研究の経験から、こうした問題を踏まえてLDTによるがんゲノム検査の可能性について紹介する。 |