FDA認可/FDA承認を受けた臨床検査アッセイ

MiSeq Dx システム上で使用可能な臨床検査アプリケーション

MiSeqDxアプリケーションと手法

嚢胞性線維症検査用のイルミナ製品はFDA承認を受けており、分子診断の厳格な性能基準を満たすことが検証されています。当社の次世代シーケンス(NGS)アッセイは、嚢胞性線維症膜貫通コンダクタンス制御因子(CFTR)遺伝子の異常を検出可能とします。
最終的にこの検査結果により、十分な情報を得た上で家族計画に関する決断を下したり、最適な治療を選択してよりよい生活の質を享受できるようになります。
臨床検査室は、TruSeqカスタムアンプリコンキットDxを使って、MiSeq Dx システム向けに検査室独自の次世代シーケンス(NGS)アッセイを開発することができます。このアンプリコンシーケンスのソリューションにより、分子診断検査室は、独自にデザインしたオリゴヌクレオチドプローブを使ったアッセイを開発することができます。
これにより、ユーザーは柔軟に特定の遺伝子領域をターゲットとして設定できるようになり、お客様のニーズにより応えることができるようになります。 

製薬企業や腫瘍学コミュニティとの提携により、当社は、治療に関する適切な判断を実現するために、疾患に関連するバイオマーカーを検出できるコンパニオン診断検査の開発に努めています。

Extended RASパネルは、Vectibix®治療の適格性を決定するために、結腸がんRAS遺伝子変異検査用のNGSコンパニオン診断法としてFDA承認を受けた初めての診断法(本邦未承認)です。* 当社は、MiSeq Dx システム上で運用可能な臨床アッセイシリーズの拡大に努め、より効果的な標的治療を実現できるよう目指しています。

*VectibixはAmgen, Inc.の登録商標です。

イルミナMiSeqDxの研究アプリケーション

MiSeq Dx システムの研究アプリケーション

MiSeq Dx システムの研究(RUO)モードでは、MiSeqシステムで行えるアプリケーションまたは手法にアクセスすることができます。ターゲット遺伝子シーケンス、小規模ゲノムシーケンス、アンプリコンシーケンスのほか、16Sメタゲノミクスやターゲット遺伝子発現解析を実行できます。

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MiSeq Dx システムは、臨床検査用アッセイで使用する場合、末梢全血またはホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織から抽出されたヒトゲノムDNAから得られたDNAライブラリーのターゲットシーケンスに対して使用できます。NextSeq 550Dx システムは、全ゲノムまたはde novoシーケンス用ではありません。