全がんの分子レベルのプロファイリング

全がん種に共通する変異の特性を評価し、腫瘍分類と可能性のあるターゲット療法とを解明

全がんプロファイリング

イルミナ製品により、臨床がん研究ラボへのNGSのスムーズな導入および精確な結果を得るための最新のテクノロジーの利用が可能となります。がん専用のライブラリー調製キットの範囲は包括的なため、検査室ではDNAおよびRNAのアッセイを同時に実行し、腫瘍機序についての全体像を得ることができます。

イルミナのシーケンサーは、業界をリードする精確性を誇り、世界中のシーケンスデータの約90%の生成に用いられています。* 効率的なレポート作成機能では、アノテーション、分類、および重要な知見の報告を、データの解析とトレンディングが容易になる標準フォーマットで行うことができます。

以下のをクリックしてワークフローの各ステップで利用できる製品をご覧ください。

TruSeq Amplicon Cancerパネル

さまざまながんにおける体細胞変異ホットスポットが含まれる固定パネル。

MiSeqシリーズ

ターゲットとする全がんプロファイリングを行うためのスピードと簡便さ。

MiSeqシステム

シンプルなNGSワークフロー、統合化されたデータ解析ソフトウェア、および比類のない精確さを備えたデスクトップ型シーケンサー。

MiSeqDxシステム

FDAの承認を受けたin vitro診断用NGSシステムは、精確で信頼性の高いデータを生成する研究用モードでも使用できます。

NextSeqシリーズ

ターゲットプロファイリングから全ゲノムシーケンスまで、複数のアプリケーションでサポートする柔軟性の高いデスクトップ型シーケンサー。

MiSeq Reporter

解析と変異コール用の使いやすいソフトウェア。

VariantStudioソフトウェア

ゲノム変異データの生物学的側面を理解する手掛かりとなる強力な解析レポート作成ツール。

BaseSpace CloudまたはOnsite

NGSデータの解析と管理のためのイルミナのゲノミクスコンピューティング環境。

がんは分子レベルではそれぞれ異なりますが、その多くに共通のドライバー変異が見られます。1 全がんプロファイリングでは、腫瘍の起源にかかわらず、頻繁に変化した遺伝子に関する有用な洞察が得られます。次世代シーケンス(NGS)を用いた、The Cancer Genome Atlas2などの全腫瘍プロジェクトは、全がん種のDNAおよびRNA変異の解明に大きく貢献しました。

研究者はNGSを用いた全がんプロファイリングによって、固形腫瘍や血液系腫瘍など多くの一般的ながんに関連する一連の既定の遺伝子を包括的に解析することができます。

全がん種の分子レベル解析

ターゲットシーケンスは、全がんプロファイリングに適した最も簡潔でコスト効率の最も良い手法です。専門家が選定した遺伝子パネルにより、標的遺伝子を別々に単離する必要がなく、多くのサンプルを同時に処理することができます。マルチプレックスを行うことで、全がんRNA研究とDNA研究を同時に実行することができ、包括的な腫瘍プロファイルが得られます。

NGSを使った全がんプロファイリングでは、サンプル数を数百にまで簡単に拡張できるシンプルなワークフローを実行します。臨床研究ラボでは、DNAから結果報告までを約40時間で行うことができます。このワークフローは1台の装置のみで行うことができるため、ステップを最小限にでき、ラボ環境にスムーズに取り入れることができます。全がんプロファイリングによって、1回のアッセイにさまざまながん種のマーカーを組み入れることができるため、ワークフローやラン時間が短縮されます。

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NGSによる臨床がん研究の変革

Peter MacCallumがんセンターのDr. Andrew Fellowesが、研究チームでのイルミナテクノロジーの活用法を紹介します。

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参考文献
  1. Ciriello G, Miller ML, Aksoy BA, Senbabaoglu Y, Schultz N, Sander C. Emerging landscape of oncogenic signatures across human cancers. Nat Genet. 2013;45:1127-1133.
  2. Nature TCGA | TCGA Pan-Cancer Analysis (www.nature.com/tcga)

* 2013年の研究から得られた社内資料。