がんのゲノム変異の全体像

がんの全ゲノムシーケンスによる腫瘍遺伝子、腫瘍抑制遺伝子、およびその他の危険因子の解析のための情報提供

がんの全ゲノムシーケンス

がんの全ゲノムシーケンス(WGS)は、がん組織にある固有の突然変異を塩基単位で捉えます。これにより、1塩基多型(SNV)、コピー数変異、構造多型などのがんに関連する新たな変異を発見することができます。腫瘍DNAと正常なDNAを比較することで、WGSはさらに特定の腫瘍サンプルに対する変異の全体像を示すことができます。

がんゲノムシーケンスによって、がんに関連する変異の多くが発見されています。がんの突然変異の分類や特性評価に関する現在進行中の研究には、The Cancer Genome Atlas(TCGA)International Cancer Genome Consortium(ICGC)Catalogue of Somatic Mutations in Cancer(COSMIC)などがあります。

WGSにより、ゲノム全体の塩基対レベルの解像度が提供され、1回のランでSNV、挿入と欠失(indels)、およびコピー数変異(CNV)が同定できます。WGSは周囲の正常組織と腫瘍のクローン性が一因であるものを含む、がん組織内の固有の突然変異の全体像を示します。

がん全ゲノムシーケンスによる病因性突然変異の同定

WGSによって病因性突然変異を同定する方法についてDr. Nicholas J. Schorkが論じます。

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腫瘍/正常WGSによって、研究者は腫瘍の突然変異およびマッチする正常サンプルを比較することができます。腫瘍/正常の比較は、がん進行において突然変異の推進役として機能する体細胞変異の同定のために極めて重要です。詳細はこちら

腫瘍/正常研究における体細胞変異コール

腫瘍/正常データ解析により真の体細胞変異を同定します。

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イルミナはがんの全ゲノムシーケンスのためのライブラリー調製、シーケンス、データ解析を提供します。効率化されたライブラリー調製ワークフローおよび柔軟なキット構成によって多くの試験デザインに対応できます。イルミナのシステムは業界をリードするデータ品質を提供します。実際、世界のシーケンスデータの約90%はイルミナの1塩基合成(SBS)ケミストリーを使用して生成されています。

BaseSpace Sequence Hub 内のタッチパネル操作のアプリケーションはデータ解析を単純化しているため、データ解析に費やす時間を減らし、新たな発見に向けた作業に割ける時間を増やすことができます。

以下のをクリックしてワークフローの各ステップで使用する製品をご覧ください。

Nextera DNA Flex Library Prep Kit

ヒト全ゲノムシーケンスからアンプリコン、プラスミド、そして微生物種までの幅広いアプリケーションに対応した迅速な統合ワークフロー。

TruSeq DNA PCRフリーライブラリー調製キット

難しい領域に対しても高度なゲノムカバレッジを提供します。

TruSeq Nano DNAライブラリー調製キット

限られたDNAサンプルでも効率良く実験を行えます。

HiSeq 2500 システム

ラピッドシーケンスランモードでは、わずか27時間でランを実行します。

HiSeq 3000/HiSeq 4000システム

整列化フローセルテクノロジーにより、ハイスループット、1サンプルあたりの低コスト、および高速度、高性能を実現しました。

NextSeqシリーズ

複数のシーケンスアプリケーション用に、高スループットと柔軟性を提供します。

NovaSeq 6000システム

ほぼすべてのゲノム、シーケンス手法、およびプロジェクト規模に対応した拡張性のあるスループットと柔軟性。

BaseSpace腫瘍/正常シーケンスアプリ

腫瘍サンプルおよびマッチする正常サンプルのペアから体細胞変異を検出するよう設計されています。

BaseSpace Sequence Hub

NGSデータの解析と管理を行うイルミナのゲノミクスコンピューティング環境。

BaseSpace Correlation Engine

疾患機序、薬剤標的、および疾患予後バイオマーカーの特定をサポートする、キュレーションされたゲノムデータで拡大し続けるライブラリー。

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がん研究用のハイスループットのゲノムテクノロジー

がん全ゲノムシーケンスにより腫瘍生物学をより深く理解する方法についてご案内します。

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がん研究論文集

イルミナテクノロジーを利用した最新のがん研究論文の概要。

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がんおよび免疫系の研究論文集

腫瘍細胞と免疫系との相互作用を探索する最新のがん研究論文の概要。

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Genomics Powers Access to Cancer Breakthroughs
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Garret Hampton, EVP of Clinical Genomics at Illumina, shares his vision for how genomics might shape the future of oncology.

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