Infinium Methylation Screening Array-48キット

Infinium MethylationEPIC v2.0 BeadChipは、プロモーターとエンハンサーにフォーカスしたコンテンツで>99% RefSeq遺伝子をカバーする約930,000のCpGサイトを持つ包括的なゲノムワイドな発見ツールを提供します。Infinium MethylationEPIC v2.0 BeadChipは、発見力を最大化するためにすべての遺伝子とプロモーター領域にわたるメチル化プロファイリングが望まれるプロジェクトに最適です。また、重要ながん遺伝子のカバレッジ、FFPE組織との互換性、およびコピー数バリエーションプロファイリング機能を備えているため、すべてのがんアプリケーションに最適です。

Infinium Methylation Screening Arrayは、集団健康プロジェクトにおける一般的な疾患の研究のための、より費用対効果の高いメチル化スクリーニングツールを提供します。 約27万のメチル化サイトは、過去10年間にわたるエピゲノム全体の関連研究からの既知の形質関連、ならびに細胞型特異的メチル化、中間メチル化、CoRSIV、SNPなどをカバーする新しいコンテンツに焦点を当てています。Infinium Methylation Screening Arrayは、大規模なエピゲノムワイド関連研究（EWAS）およびバイオバンクスクリーニングプロジェクトに最適です。

包括的な製品比較表は、Infinium Methylation Screening Arrayデータシートに記載されています。

はい、メチル化スクリーニングアレイにはEXメチル化ワークフローが必要ですが、EPICv2.0ではHDメチル化ワークフローを使用します。EX Methylationは、48サンプルEX BeadChipと自動化によって可能になった新しいサンプル処理効率を提供し、DNAインプットは50ngと低くなります。EX Methylationワークフローでは、自動リキッドハンドリングのためにILASSを備えたInfinium自動ピペッティングシステムが必要です。

イルミナの製品マニフェストファイルには基本的なゲノムマッピングアノテーションが提供されていますが、Zhou Lab Infinium Annotations GitHubページには、Infinium Methylation Screening Arrayでカバーされる形質関連を含む詳細なアノテーションが記載されています。

Infinium Methylation Screening Arrayは、以下の理由から腫瘍学アプリケーションには推奨されません。

· FFPE適合性は検証されていません

· 広く使用されているがん分類器のプローブのカバレッジが十分ではない

· MGMTプロモーターのメチル化は対象外

· コピー数バリエーションをプロファイルする能力が限られている

· BeadChipあたり48サンプルのバッチサイズが小さいほど、結果のターンアラウンドタイムが長くなる可能性があります

イルミナは、メチル化スクリーニングアレイに組み込まれたInfiniumコントロールを解析するための使いやすいツールを提供しています。詳細については、メチル化アレイデータ解析のヒントページをご覧ください。

はい。サービスラボでは、GenomeStudio Methylation Module Controls Dashboardを使用してアッセイのパフォーマンスを評価することができます。下流のメチル化解析には、SeSAMeなどのバイオコンダクタパッケージが推奨されます。