Customer Interview

魚類ゲノム研究におけるターゲットリシーケンス法の有用性の検証

国立研究開発法人水産研究・教育機構
須田 亜弥子 先生、藤原 篤志 先生

魚類ゲノム研究におけるターゲットリシーケンス法の有用性の検証

魚類ゲノム研究におけるターゲットリシーケンス法の 有用性の検証

お客様の声

近年では次世代シーケンサーの進出により、様々なゲノム解析手法が利用されています。水産魚類の集団構造の解明や養殖魚のゲノミックセレクションを目的とした研究の場合は、ゲノムワイドな大量 SNP が必要となり、この場合は、全ゲノムリシーケンスや GRAS-Di 法 1 などが有効です。一方、系群判別や親子判別を目的とした場合は、数百の既知領域を正確にかつ安定的に取得できる手法が必要となり、この場合は、Genotype Ne や Custom Ampliseq が適していると言えます。今回、試験的に Genotype Ne を利用した印象として、ライブラリ作成はシンプルかつ容易であり、シーケンスデータも以降の解析に十分な高精度データが取得できました。今後も目的に合わせた手法を取り入れていきたいと思います。